出版社内容情報
数字で楽しむプロ野球
大好評『プロ野球「ドラフト」総検証』に続き、「トレード」に切り込む。得した球団はどっち?
日本のプロ野球のトレードは、独特の野球風土もあってイメージだけで語られることが多かった。これを著者独自の指標で客観的に評価する。それぞれのケースごとに「成果」を算定、それをランキング。
基準はPV(Player’s Value)という指標。セイバーメトリクスの指標を著者が独自にアレンジ、平均的な選手と比べてどれだけ多く(ないしは少なく)“個人として”得点を稼いだかを示したもの。これでトレードされた選手の「その後」を追い、どちらの球団が〝得〟したかを数値化。それを集計してランキングを作成した。
内容説明
セイバーメトリクスを独自にアレンジしたPV(Player’sValue)を用いて、トレードされた選手の「その後」を追い、球団別に成果を数値化。どちらの球団が“得”したかを判定するとともに、ランキングを作成。あわせて噂だけで実現しなかったトレードなどについても検討する。成功したトレードTOP50と球団別トレードの研究。
目次
第1部 成功したトレードTOP50(1979年:真弓明信、若菜嘉晴、竹之内雅史、竹田和史(西武)⇔田淵幸一、古沢憲司(阪神)
1987年:落合博満(ロッテ)⇔牛島和彦、平沼定晴、桑田茂、上川誠二(中日)
1998年:矢野輝弘、大豊泰昭(中日)⇔関川浩一、久慈照嘉(阪神)
1988年:ラルフ・ブライアント(中日)⇒近鉄(金銭)
2013年:糸井嘉男、八木智哉(日本ハム)⇔大引啓次、木佐貫洋、赤田将吾(オリックス) ほか)
第2部 球団別トレード(阪神タイガース;阪急ブレーブス/オリックスブルーウェーブ/バファローズ;読売ジャイアンツ;近鉄パールス/バファローズ;大洋ホエールズ/横浜DeNAベイスターズ ほか)
著者等紹介
出野哲也[イデノテツヤ]
1970年、東京都生まれ。メジャー・リーグ専門誌『スラッガー』で「MLB歴史が動いた日」「殿堂入りしていない英雄列伝」「ダークサイドMLB“裏歴史の主人公たち”」などを連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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