出版社内容情報
もののおまち、本格始動!
大胆な展開で巨悪を見据える
医師と文筆活動の二刀流を本格的に開始した著者が挑む社会派サスペンス。バブル期の渋谷円山町、廃止直前の青函連絡船、函館のひなびた温泉ホテル、津軽の農村…を舞台に繰り広げられる死闘、そして巨悪の影。息をのむ展開から、驚きの結末へ――。
[ものがたり]
公園の公衆トイレで発見された首吊り死体は、自殺とみせかけた殺人か? 人生をあきらめかけていた松木杏子は、幼いころに自分を捨てた母の人生を辿るべく函館に渡った。たまたま母の消息を聞いたものの、むなしさは消えない。自暴自棄の気分のまま、ふたたび連絡船上の人となった杏子が、船のデッキで見たものは……
内容説明
公園の公衆トイレで発見された首吊り死体は、自殺とみせかけた殺人か?人生をあきらめかけていた松木杏子は、幼いころに自分を捨てた母の人生を辿るべく函館に渡った。たまたま母の消息を聞いたものの、むなしさは消えない。自暴自棄の気分のまま、ふたたび連絡船上の人となった杏子が、船のデッキで見たものは…医師と文筆活動の二刀流を本格的に開始した著者が挑む社会派サスペンス。バブル期の渋谷円山町、廃止直前の青函連絡船、函館のひなびた温泉ホテル、津軽の農村…を舞台に繰り広げられる死闘、そして巨悪の影。息をのむ展開から、驚きの結末へ―。
著者等紹介
もののおまち[モノノオマチ]
本名:福原(旧姓・川村)加壽子。1957年生まれ。学歴:獨協医科大学医学部卒。弘前大学大学院医学研究科博士課程修了。職歴:医学博士。内科勤務医。日本内科学会認定総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医。医師としての活動と並行して、創作活動を続けており、第26回「ゆきのまち幻想文学賞」佳作(福原加壽子名で)、第29回「ゆきのまち幻想文学賞」入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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