内容説明
なぜ旅館甲子園には「敗者」がいないのか?2年に1回、すでに4回開催されている大会のファイナリストを徹底取材、その志、人の育て方など、なにが宿の魅力を形成しているのかを明らかにする。
目次
第1章 旅館甲子園が立ち上がる(3人の居酒屋談義からそれは始まった;青年部部長選に立候補;実行部隊がつくられ動き出した ほか)
第2章 働く仲間が熱く語ったファイナリスト(青根温泉「流辿別邸観山聴月」(第1回大会グランプリ、第2回ファイナリスト)―「理念重視経営」で第1回グランプリ
渋温泉「さかえや」(第2回、第3回連続グランプリ)―連続グランプリを実現した止まることのない組織力
松之山温泉「酒の宿玉城屋」(第4回大会グランプリ)―異色なスタイルでグランプリの波紋 ほか)
第3章 自己再生能力を磨く旅館甲子園(日本一を競い合う意味―敗者のない競争;旅館における「おもてなし」の追求;継承の宿命 ほか)
著者等紹介
桑原才介[クワバラサイスケ]
外食産業コンサルタント。株式会社クワケン(桑原経営研究所)代表取締役。早稲田大学文学部中退後、ホテル、レストランでの実践を経て、多くの商業飲食施設の開設に携わる。外食産業におけるトレンド分析、業態開発の第一人者として、日経新聞を中心に、経済誌・業界誌に寄稿してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。