内容説明
そもそも大学に行く意味とは何か。どのように学べば知的元気がでるか。大学問題のエキスパートが、だれにでもできる大学の活用術を解説。なかなか正確な情報がない大学院進学と研究生活案内も充実。
目次
第1章 大学で学ぶということ(「学ぶ」基本は「独習」;大学で「学ぶ」基本的な意味 ほか)
第2章 できる学生になるために(授業の種類に対応する;講義ノートをうまく取る ほか)
第3章 知的学生になるために(学問とは何か;人文科学 ほか)
第4章 知的プロになるために(大学院案内;大学院入試事情 ほか)
新しいステージに立つ人たちに―あとがきにかえて(「現代はつねに最悪である」;ゆっくりまわり道を ほか)
著者等紹介
鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、白石村字厚別(現札幌市)生まれ。1966年大阪大学文学部(哲学)卒、73年同大学院博士課程(単位修得)中退。75年三重短大専任講師、同教授、83年札幌大学教授、2012年同大退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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深山木 寝子
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「どんな大学に入っても、やる気を出して取り組まないといけない理由」が書いてある本。 大学受験に限らず、勉強が大事な理由とか、どうやってやりたいことを見つけるか、とか書いてある。 学生の心構え的なところやダラダラしたモラトリアムにならない為のコツや各教科で何が大事なのかなど、良いことはたくさん書いてあるので、読んで損をすることは無いだろうけど、全くやる気が無いやつがこれ読んでやり気が出るかっていうと、う〜〜ん? やる気出さないとまずいことになるぞ!は書いてあるので、先生が説教する時のネタにはなるかな。2023/01/19