内容説明
「なぜ成功できたのか?」―富士フイルムほか成功事例を具体的に分析。アイデアが続々誕生する方法を徹底指南。キーワードは特許。知の新結合で、生み出せ!現場からのイノベーション。
目次
第1章 新規事業創出は「ニーズ発想」というのは思い込み
第2章 既存事業はなぜジリ貧になるのか
第3章 成功企業の秘密を探る―どこがすごいのか
第4章 技術者の逆襲 インプット編―「特許」を分析して
第5章 技術者の逆襲 アウトプット編―イノベーションを実現する勝利の方程式
第6章 経営者がうなずく技術者からのプロジェクト提案の方法
著者等紹介
藤井隆満[フジイタカミチ]
博士(工学)、技術士(応用理学)。現在、藤井技術士事務所所長。1966年山口県光市生まれ。山口大学工学部電気電子工学科卒業、山口大学大学院博士後期課程物質工学専攻修了。専門技術分野:電子材料、薄膜技術、MEMS技術。セントラル硝子(株)にて、開発から工場生産まで経験。量産までのイメージを持って開発を行なうことの必要性を実体験として学ぶ。(株)KRIにて50社以上の企業へR&D提案を行ない、~1億円/年のプロジェクトを推進。提案のいくつかは事業化に成功。ゼロから1を産むアイデアの創出、事業化につながりやすい筋の良い研究テーマの選定に強みを持ち、多くの企業から高い評価を受ける。技術にデザイン思考を取りいれ、デザイナーとの協業による商品開発。富士フイルム(株)にて、高性能な圧電体薄膜(Nb‐PZT)を開発し、圧電/MEMS業界で世界的に高く評価されている。この材料をシリコンバレーにて実用化。同時に量産性の高い新しい成膜装置を開発。社内にてMEMSの分野の新しいテーマを立ち上げ事業化推進。2019年に藤井技術士事務所設立、イノベーションを生み出す活動を推進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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