出版社内容情報
ロボット・AI、西洋神秘物語、日本の神話と民話からアニメ、コミック、映画、小説、ゲームなどの「ファンタジー」作品を系譜化。ロボット・AI(人工知能)、西洋神秘物語、日本の神話と民話――この3つの系統からジャンルを横断するファンタジーの遺伝子を抽出。その遺伝子を追跡し、アニメ、コミック、映画、小説、ゲームなどにまたがる古今東西の「ファンタジー」作品を系譜化。エンターテインメントの創造に不可欠な知識満載。
?ロボット、AIの遺伝子 1ロボットアニメの遺伝子→「鉄腕アトム」「鉄人28号」「マジンガーZ」「エイトマン」 2人工知能の遺伝子→「2001年宇宙の旅」「ターミネーター」「A.I.」「エイリアン」 3サイバーパンク→「ブレイドランナー」「アンドロイドは電気羊の…」「ニューロマンサー」「攻殻機動隊」「マトリックス」他
?西洋神秘思想の遺伝子4近代ファンタジー?不思議系と恐怖系→「ロード・オブ・ザ・リング」「指輪物語」「スターウォーズ」「ネバーエンディング・ストーリー」「ダーククリスタル」「ドラクエ」「ハリーポッター」「クリスマスキャロル」「ケルト神話」 5古典的神秘物語→「フランケンシュタイン」「ゾンビ」「ポーとラヴクラフト」「キングコング」「エクソシスト」
中村 一朗[ナカムラ イチロウ]
著・文・その他
内容説明
ロボット・人工知能、西洋神秘思想、日本の神話と民話―3つの「遺伝子」から、小説、映画、コミック、アニメ、ゲームなどにまたがる古今東西の「ファンタジー」作品を系列化。エンターテインメントの創造に不可欠な知識を解説する。
目次
1 ロボット・人工知能の遺伝子(ロボットアニメを決定した三つの“原型遺伝子”講座 『鉄腕アトム』『鉄人28号』『エイトマン』;人工知能の遺伝子「進化論」講座 コンピュータ・イメージの変容とともに;サイバーパンク解析講座 八〇年代型カルチャーの行方)
2 西洋神秘思想の遺伝子(「近代ファンタジー解析」講座 不思議物語系と恐怖物語系;「古典的神秘物語(オールド・オカルト・フィクション)進化論」講座 映像と小説の狭間で)
3 日本民俗の遺伝子(『千と千尋の神隠し』解析による“応用”講座 神々と妖怪の世界のつくり方;神話と民話の遺伝子“活用”講座 『遠野物語』から現代日本の妖怪ファンタジーまで)
著者等紹介
中村一朗[ナカムライチロウ]
1957年11月6日出生。私立城北高校、武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部建築学科卒業。88年より仲村建設(株)一級建築士事務所・管理建築士に就任。ほぼ同じ頃からTVゲーム企画・シナリオライターとして「弁慶外伝」シリーズ等の開発に携わる。94年より非常勤講師として東京テクニカルカレッジでゲーム企画・シナリオの講座を担当。国内ラリー歴32年。創作小説サイト“ノラオニ”主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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