生きる力を引き出す 超・倫理学講義

個数:

生きる力を引き出す 超・倫理学講義

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865650938
  • NDC分類 150.34
  • Cコード C0012

出版社内容情報

自然哲学、社会経済哲学、歴史哲学を内包した異色の学問!フツーの倫理学が教えない「鷲田倫理学」。「資本主義」「民主主義」って?自然哲学、社会・経済哲学、歴史哲学を内包した異色の学問

フツーの倫理学が教えないことを解く「鷲田倫理学」

「欲望」や「エゴイズム」はなぜ肯定されなければならないのか?

世に流通する「資本主義」「民主主義」「消費社会」の誤解を正し、新たな知を構築する

★人間は動物とどこが違うのか、なぜ倫理が必要なのか ★資本主義は人間にとって最適なシステムである(資本主義は悪ではない) ★民主主義の原理はエゴイズム=基本的人権であり欲望を肯定する、よって民主主義は資本主義にフィットする ★日本資本主義は西欧資本主義と平行的発展をしてきた ★日本社会にも民主主義はあった ★社会主義は欲望をエゴイズム=非人間性として否定し、人間を否定 ★しかし社会主義にも可能性はある ★消費資本主義の「現在」?浪費が人間の本性だ

1▼人間の生命力、あるいは、人間はなぜ倫理を必要とするのか

2▼資本主義の生命力

3▼日本資本主義の生命力

4▼社会主義の崩壊と社会主義の可能性

5▼消費資本主義の倫理

鷲田 小彌太[ワシダ コヤタ]
哲学者。
主著『日本人の哲学』(全5巻、言視舎)ほか著作多数。近著は『死ぬ力』(講談社現代新書)など。

内容説明

「欲望」や「エゴイズム」はなぜ肯定されなければならないのか。一般的な倫理学を超え、社会・政治・経済・歴史哲学を内包する鷲田倫理学を講義の形式で展開。日本社会の特質と日本人の底力を引き出す快作。

目次

0 開講の辞―倫理学を身近なものにするために
1 人間の生命力、あるいは、人間はなぜ倫理を必要とするのか(動物の生命力、あるいは、なぜ動物は倫理を必要としないのか;人間個体の生命力;人間社会の生命力)
2 資本主義の生命力、あるいは、資本主義はなぜ倫理を必要とするのか(資本主義は、人間の生命力にとって、最適システムである;資本主義と民主主義の結婚;資本主義に最適な倫理)
3 日本資本主義の生命力、あるいは、日本資本主義の倫理(日本資本主義は、西欧資本主義と、平行的発展をした;日本民主主義の特質;日本資本主義の倫理)
4 社会主義の崩壊と社会主義の可能性、および、その倫理(社会主義が目指したものと実現したもの―社会主義の理念と現実;社会主義の倫理;社会主義の可能性)
5 消費資本主義の倫理(浪費が人間の本性だ;「バブル」と崩壊;消費社会の倫理)

著者等紹介

鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、白石村字厚別(現札幌市)生まれ。1966年大阪大学文学部(哲学)卒、73年同大学院博士課程(単位修得)中退。75年三重短大専任講師、同教授、83年札幌大学教授、2012年同大退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くれは

1
とりあえずメモ。本書はトーマス・セドラチェクの『善と悪の経済学』と真逆の主張をしている。どちらも「人間が消費に囚われていること、人間にとって自然でいることは不自然であること、人間はどれほど持っていてもなお多くを求めること」(同著P478)をテーマに論じているが、結論は異なる。本書は、その「不自然さ」を「過剰な生命力」として肯定的に捉えている。『善と悪の~』は、その「不自然」さを抑制すべきとしているが、本書は「過剰な生命力」の制御こそが「倫理」の役割であるとしている。2017/09/03

Taku

0
努力すべし2022/06/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11775998
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。