内容説明
発見家、発明家、エンジニア、起業家、ネットワーカー…イノベーターの先駆者源内が現在の日本と日本人を元気にする。マンガで解説、エピソードや地図も!
目次
第1章 日本初の博覧会
第2章 イノベーターとしての源内
第3章 「理科少年」時代の源内
第4章 自立力とネットワーク力
第5章 エレキテル!
第6章 現代に生きる源内 ほか
著者等紹介
出川通[デガワトオル]
2004年に株式会社テクノ・インテグレーションを設立、代表取締役社長として、実践的なイノベーションのマネジメント手法(MOT、技術経営)を用いて多数の企業向けに新規事業、研究開発のコンサルティングを行なう。香川大学の源内ものづくり塾講師として平賀源内について紹介している。早稲田大学・東北大学・島根大学・大分大学・香川大学などの客員教授や名古屋大学・横浜国立大学非常勤講師などとして学生、社会人、経営者に実践MOTを講義すると共にNEDO、JST各種評論委員、技術者教育関係団体の理事など多くの役職に就任
REN[REN]
イラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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C-biscuit
10
会社の先輩の本。簡単に読めそうなので一読。副題にあるとおり、イノベーターとして平賀源内が紹介されている。平賀源内といえば、エレキテルや土用の丑が有名であり、逆にそれ以外がよくわからないw。この本では、技術経営(MOT)手法に照らし合わせて源内の活躍を伝えている。源内もチャンスを逃さないタイプの人間であり、江戸時代にこのような人がいたのは本を読むと驚きである。色々なイノベーションを行っているが、個人的にはライターの発明が一番の驚きであった。知り合いがMOTを学んでいるので、やっていることの一部も理解できた。2016/01/06
Kaori Yamamoto
3
発明家と言われる平賀源内は真似するのが上手!と聞かされていた。エレキテルも同じものを作っただけ。と思っていた。見えなかった源内の努力がわかりやすく書かれている。そして、おばちゃんにもイノベーションの意味がわかりました。◆多才ぶりと多くの人に愛されてる姿は坂本龍馬に似てるような◆源内さんへ、栗林公園の薬草園で育てられてるお茶を地元小学生が茶摘みしてますよ。未来のイノベーターの母より。笑。2017/07/17