内容説明
大阪教育大学附属池田小学校事件・加害者の精神鑑定書について、鑑定人をまじえ可能な限り多様なアプローチを試みる。「理解し難さ」の根源に、医療と司法のせめぎ合い、現代社会における「人格障害」の位置づけ等、多くの課題を見出す。
目次
特集1 『宅間守精神鑑定書』を読む―臨床と鑑定をどうつなぐか(岡江晃著『宅間守精神鑑定書』を読む;岡江晃氏を悼む;医療と司法のはざまで)
特集2 生きづらさを支援する本(内海新祐“自閉症論”を読む;山竹伸二“臨床と哲学”の本;栗田篤志“こころの本質”を思索する本;佐藤幹夫“様ざまな支援”の本)
著者等紹介
佐藤幹夫[サトウミキオ]
1953年秋田県生れ。フリージャーナリスト、批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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