禅・チベット・東洋医学―瞑想と身体技法の伝統を問い直す

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  • サイズ 46判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865640854
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0015

出版社内容情報

世界に広がる2つの伝統「禅」と「チベット仏教」の対話がここにある。

内容説明

世界に広がる2つの大きな伝統の対話が明らかにする、身心変容の現在と、よりよく死ぬための技術。グローバルな最新事例を引き合いに語り合った、問題点と今後の行方。

目次

第1章 チベット仏教の現在形と出会うとき(新世代;アメリカで出会ったチベット仏教 ほか)
第2章 アメリカの禅(アメリカの禅堂;バゲッジド・ブディズムとコンバート・ブディズム ほか)
第3章 身体論と東洋医学(脈診と瞑想修行;禅・チベット仏教と東洋医学 ほか)
第4章 「死」の技法(『チベットの死者の書』と日本仏教の枕経;よい転生のための死に際のテクニック ほか)
第5章 禅の本質と可能性(消費されるマインドフルネス;マインドフルネスは企業社会のトロイの木馬 ほか)

著者等紹介

藤田一照[フジタイッショウ]
1954年、愛媛県生まれ。現在、曹洞宗国際センター所長。東京大学大学院教育心理学専攻博士課程を中退し、曹洞宗僧侶となる。1987年よりアメリカのパイオニア・ヴァレー禅堂で禅の指導を行う。近隣の大学や瞑想センターでも講義やワークショップを行う。2005年に帰国。葉山で実験的坐禅会を主宰

永沢哲[ナガサワテツ]
1957年、鹿児島県生まれ。東京大学法学部卒業。宗教学(チベット仏教)、身体論。京都文教大学准教授。現在のテーマは、ゾクチェン密教、チベット医学、人類の思考における「微細な身体」の観念の発生と展開、仏教哲学と科学のインターフェース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タワくん

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とても面白かった!チベット仏教と禅の目指す境地は同じなんですね。(リクパと只管打坐)後、禅が学校で教えられ、世襲制になることで生まれている問題や、たんなるストレス軽減に使われているマインドフルネスについての危機感など、とてもスリリングな対談でした!2017/11/08

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