内容説明
キャッシュレスは、「つながり」の社会へ。急激に拡大するキャッシュレス取引。―この一冊で、日本の今の姿と海外の最先端、支える制度、もたらされる変革がわかる!
目次
第1部 通貨の未来(空想未来小説 通貨の未来2100年;人類の未来計画と、第四次産業革命;“現金社会日本”の歴史をひも解く;第1部のまとめ)
第2部 キャッシュレス社会の実情と課題(日本のキャッシュレス事情と課題;キャッシュレス時代のセキュリティ;キャッシュレス時代の個人情報・信用情報;海外のキャッシュレス事情)
第3部 デジタル視点で考えるキャッシュレス社会の未来(デジタルがもたらす変革;取引のデジタル化;デジタル化が意味するもの;キャッシュレスから広がる中国の経済システムの変革;Amazon Goにみるキャッシュレスの未来;キャッシュレス社会の展望)
第4部 近未来提言 リアルとネットを複合する地域活性化
著者等紹介
小河俊紀[オガワトシノリ]
1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。楽器営業本部FC推進部長。2003年イメージ情報開発(株)入社。決済代行市場の開拓。営業企画部長。2008年経営コンサルタントCard Seek創業、企業間取引サポート(現在)。2015年放送大学非常勤講師(現在)
中川郁夫[ナカガワイクオ]
1993年東京工業大学システム科学専攻修士課程修了。株式会社インテック入社、以来インテック・システム研究所でインターネット技術の研究に従事。2002年株式会社インテック・ネットコア設立、同社取締役就任。2005年東京大学より博士(情報理工学)を授与。2012年トランスペアレントクラウドコンソーシアム(略称:Tクラウド研究会。代表・東京大学江崎浩教授)を設立。大阪大学招聘准教授を兼務(現在)。2015年株式会社インテックプリンシパル就任(現在)。現在、IoT/BigData/AI/Fintechに代表されるデジタルイノベーションについて独自の視点から調査・分析を行う。デジタルがもたらす将来像の独自研究から、キャッシュレス社会の未来について分析し、関連する新規事業企画や政策提言などにも携わっている
中村敬一[ナカムラケイイチ]
1973年からメーカー、マーケティング会社に在籍、1985年からは民間のコンサルティング会社、主任研究員を経て、1989年にカード専門誌の出版社設立に参画、後に代表取締役に就任する。2010年よりカード戦略研究所代表。日本で始めて流通小売・サービス業にプリペイドカードを企画導入。その後、電子マネー・ポイントカードなどカード全般のコンサルティングに従事。カードマーケティング研究会を主宰、カード、モバイルに係わるハードからソフトまで、多くの調査・研究・事業化立案を手掛ける。その間、行政・団体等の委員を歴任
由井敬[ユイタカシ]
1974年青山学院大学中退、社団法人日本割賦協会入社。2003年社団法人日本クレジット産業協会理事・事務局長。2013年同顧問。現在、株式会社シー・アイ・シー調査役
吉元利行[ヨシモトトシユキ]
1978年九州大学経済学部卒業、(株)オリエントファイナンス入社。2004年法務省法制審議会臨時委員(信託法部会・信託法部会)委員。2006年(株)オリエントコーポレーション執行役員法務部長。2008年(株)オリエント総合研究所専務取締役。産業構造審議会臨時委員(商取引に関する支払小委員会)。2018年オリエント総合研究所顧問。現代ビジネス法研究所代表。九州大学博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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