出版社内容情報
ころころの子犬ころわんは、朝起きてびっくり。あたり一面、真っ白。昨夜からの雪が積もったのです。とことこ、さくさく、ころわんが出かけていくと、雪だるまがありました。「やあ、まっしろしろくんだ。おはよう!ようし、ぼくもまっしろしろくんみたいになるんだ」ころわんが雪の上を転がっているところに、お友達のちょろわんがやってきました。二匹は、真っ白になって雪の中…。初雪に対するころわんの無邪気な気持ちが、読者の共感を呼ぶ絵本です。
内容説明
はじめてゆきをみたころわん。「わん、わん、わん、しろい、しろい、まっしろい!どこまでしろいかみにいってきまーす!」ころわんがふりつもったゆきのなかをでかけていくと…。
著者等紹介
間所ひさこ[マドコロヒサコ]
1938年、東京生まれ。都立墨田川高校卒業。2019年、亡くなる
黒井健[クロイケン]
1947年、新潟生まれ。新潟大学卒業。2003年、山梨県の清里に「黒井健絵本ハウス」を設立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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momogaga
43
【おとなこそ絵本】お話の内容が、童謡『ゆき』の「犬は喜び庭駈けまわり」の歌詞どおりで思わず(^0^)。2021/04/11
Smileえっちゃん
38
ころわんシリーズ、図書館本。初雪に、はしゃぐ真っ白のころわんにちょろわん。黒井健さんの描くころわんに癒されますね2023/02/10
雨巫女。@新潮部
16
《本屋》【再読】←2023年1月7日。雪が楽しそう。帯の最後のころわんにびっくり。2019/10/21
わむう
16
幼児向け絵本。初めて見る雪がうれしくて仕方がない子犬。はしゃいで外に遊びに行って帰ってくると優しいお母さん犬が待っていてくれます。2020/02/23
遠い日
12
シリーズ最新刊にして最終巻でしょうか。そう思うと、白一色の雪の世界を残されていったのは、いっそ清々しい気がします。初雪に驚き、はしゃぐころわん。いつもの風景が一変することの不思議。わたしは雪のない地方で育ったので、年をとった今でも、雪には単純な憧れがあります。2020/01/17