放送大学叢書<br> 少年非行―社会はどう処遇しているか

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放送大学叢書
少年非行―社会はどう処遇しているか

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865281040
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0336

出版社内容情報

私たちの社会は少年非行をどう扱っているのか。法的な仕組みと家裁や少年院などの処遇の全体像、加えて将来への見通しを示す。

内容説明

あの少年は、いまどこで、どうしているのだろうか?補導・送致から審判、保護観察・自立支援まで、全体像がわかる1冊。

目次

第1章 日本の少年非行―過去と現在
第2章 少年非行の「発生」―法執行機関
第3章 家庭裁判所と少年非行
第4章 少年院と保護観察
第5章 触法少年・虞犯少年
第6章 少年の刑事裁判と今後の展望

著者等紹介

鮎川潤[アユカワジュン]
刑事政策、犯罪学、逸脱行動・社会問題研究。スウェーデン国立犯罪防止委員会客員研究員、南イリノイ大学カーボンデール校フルブライト研究員、ケンブリッジ大学客員研究員、ウィーン大学客員研究員などを経て、関西学院大学教授、博士。保護司、更生保護施設評議員、学校法人評議員。前法務省法務総合研究所研究評価検討委員会委員、元地方自治体選挙管理委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まるちゃん

3
第1章「日本の少年非行」は、事例がたくさん紹介されている。筆者の研究と実践(ボランティア活動)に基づいた理論は分かりやすい。テキストとしてオススメ。少年犯罪で死刑判決が出たことは知らなかった。2016/07/12

MH

2
少年事件の処理の流れについてよくわかるが所々筆者独自の視点やや個人的な話が少々。図表では元号なのに本文が西暦なのはわかりにくい。誤字が二、三箇所。現在仕組みが大きく変わっている少年事件の制度について問題意識を持たれているので、今後の検証にも期待したい。2015/07/10

しょうちゃん堂

2
少年法について感情的な議論に流されずに、実際にどういう制度が構築されていて、どう変わってきたのか、事実を知り、それに基づいて考えるためのきっかけになった。2014/11/08

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