著者等紹介
ピョンユジョン[ピョンユジョン]
ニューヨークのスクールオブビジュアルアーツでイラストレーションを学ぶ。さまざまな書籍、雑誌等で活躍。子どもの本の作家とイラストレーター協会でポートフォリオ賞とトミーデバオラ賞を同時受賞。現在ニューヨークのブルックリン在住
三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家。海外文学紹介冊子BOOKMARKを編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oldman獺祭魚翁
39
なんとも可愛いとしか言いようが無い絵本です。ミリーはあくびを無くしてしまったので、探しに行きます。ベッドカヴァー柄の気球に乗って探しに行きますが、自由の女神もモアイ像もモナリザもあくびの行方を知りません。南極にもアフリカにも、ベッドカヴァー柄のロケットに乗って月にまで行っても見つかりません。とにかくなんとも可愛いんです。一目で良いから見てください。2022/05/21
anne@灯れ松明の火
21
新着棚で。ユジョンさん初読み。他に出てこないから、日本での絵本デビュー作? どうしても眠れないミリーは、気がついた。大きなあくびをしていないからだと。そこでミリーは、ぬいぐるみのミロといっしょに、あくびをさがす冒険の旅に出かける……。旅するところが、桁外れで、すごい。初めは自由の女神に質問「わたしのあくび、みませんでした?」さあ、ミリーはあくびを見つけられるかな? ちょっと、ピーター・レイノルズを思い出す絵だな。 2021/11/21
杏子
7
読書感想画指定図書中学年向け。眠れないミリー。寝る前にやることみんな済ませたのに!たったひとつやってないことが。それがあくび。ミリーはあくびを探す旅に…。読みながら生あくびばかり出てしまった!結末はこーでないとね!2024/04/04
mintjam_
7
絵本としては定石に則った構成とも言えますが、 眠るために自分のあくびを探しに出かけるという発想がユニークです。落語化もできそう。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-3086.html 2021/12/25
ぱせり
5
夜の部屋、夜のベッドは、きっと姿を変えて、さがしものの子どもをどこにでも連れていってくれる乗り物になるのかもしれないね。(最後のページはすみずみまで眺めたい。そうだったの!と嬉しくなってしまうから) 眠りたくない誰かさんが、絵本を見ながらあくびをこらえている姿が見えるようだ。なんてかわいらしい♡2022/05/08