カウンターパンチ―16世紀の活字製作と現代の書体デザイン

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カウンターパンチ―16世紀の活字製作と現代の書体デザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864630191
  • NDC分類 749.41
  • Cコード C3070

内容説明

16世紀の活字父型彫刻師の仕事に焦点をあて自らの体験と記重な資料により過去から未来へ、時空を超える活字の冒険譚。美しい文字、心地よい誌面づくりを探究するスメイヤーズの名著、待望の初翻訳!

目次

基本的な事柄
活字父型彫刻を取り巻く状況
16世紀の活字父型彫刻
活字父型彫刻と活字の働き
未来へ
補遺

著者等紹介

スメイヤーズ,フレット[スメイヤーズ,フレット] [Smeijers,Fred]
オランダ人の書体デザイナー、教師、作家。アーネムの美術学校を卒業後、文書複写機を取り扱うオセ社にタイポグラフィ・アドバイザーとして入社、デザイン団体クアドラートの創設メンバーとなり、のちに同名の書体Quadraatをリリース。他に手がけた書体はArnhem、Fresco、Sansa、Custodia、Ludwigで、これらは2002年に自身が設立したOurTypeからリリースされている。2001年にはヘリットノールツァイ賞を受賞

山本太郎[ヤマモトタロウ]
武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。株式会社モリサワに入社。1992年アドビシステムズ株式会社に入社。現在、同社Japan R&D所属、日本語タイポグラフィ・シニアマネージャーとして、日本語フォントの開発及び関連技術の開発に従事。タイポグラフィ学会会長(2010年より)

大曲都市[オオマガリトシ]
書体デザイナー。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科を卒業後、英国レディング大学のMA書体デザインコースを修了し、モノタイプ社の書体デザイナーとしてロンドンで活動。欧文以外にもキリル文字、ギリシャ文字、モンゴル文字など多数の文字の書体を設計する。製作書体にレディング修了制作のMarcoやモノタイプ社のMetro Novaなどがあり、後者は2014年ニューヨークのTDC賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

66
ヨーロッパにおける金属活字デザインの話で専門的ではあるけれど普通の人でも理解できる内容でフォント好きにはおすすめです。主にパンチカッティング(活字父型彫刻)とは何かについて語られている。印刷後の判読性や曖昧性を担保した作業方法など具体的に写真やイラストをふんだんに使って説明があり現代のフォントデザインにも応用が効く感覚があって好感が持て、そういう意味で出版が武蔵野美術大学出版局というのもうなずけます。2023/10/20

EnJoeToh

6
素晴らしい。2018/09/02

2
タイポグラファーによる活字父型(パンチ)技術の歴史・技術書。活版印刷の登場以前、人文主義者の間で文体を統一する兆候が現れ、そこから「美しく読みやすい文体」を求めるタイポグラフィの根拠や前提が生まれる。それらはアルファベット文字の空間部分(カウンター)を一定の大きさに定めることで、バランスの良さと活字の大量生産体制を確立した。今日では伝統的と考えられ堅苦しい印象を受けてしまう文体だが、当時は革新的であったのだろう。現在ではコンピュータでできてしまうことも、タイポグラフィの美意識を身につければ斬新に。2014/12/28

J.T.

1
基本に戻って、タイポデザインを改めて考えたくて手に取るが、章によっては読みはじめるまでに凄く時間が掛かった。いつか改めて再読する(と思う)。2015/04/20

Riko

0
図書館で借りた。 カウンターパンチって、活字を作るための小さな道具のことなんですね(カウンターが文字の空白、パンチが活字の凸型のこと)。 タイポグラフィの原点から今まで。最後に付け加えられた未来の話も面白かった。2015/08/27

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