デリー勤務を命ず―辞令が出たら読むビジネス版インドの歩き方

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784864430708
  • NDC分類 338.92
  • Cコード C0236

内容説明

リスクとはマネージするもの。現地の文化、経済、現在を知り尽くしたデリー在住7年の日本人女性が解説する、インドビジネス完全ガイド

目次

第1章 私が見たインドのビジネス風土
第2章 新興国・インドの罠
第3章 インドで生活基盤をつくる
第4章 インドのビジネスマンと互角に渡り合うために
第5章 本当は愛すべきインド人
第6章 インド市場が注目されるワケ
第7章 外資系企業がインドで成功する方法
第8章 今後インドはどうなるのか

著者等紹介

繁田奈歩[シゲタナホ]
インフォブリッジグループ代表。1975年、愛知県岡崎市生まれ。東京大学教育学部卒。大学時代にインドを放浪し、旅行会社を設立。99年インフォプラント(現マクロミル)入社、2002年同社取締役就任、インフォプラント退任後、06年インドや中国等の新興国進出支援を目的としたインフォブリッジ社を設立。現在はデリー在住で、インド市場を中心に、日系企業の新興国進出支援を調査等の情報支援、テストマーケティングや販売チャネル開拓等の実務運営支援等を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨータン

16
以前インド就職セミナーに参加した時にインドで働ければ、世界中どこででも働けると言われたことがあったのですが、この本を読んで、本当にそうだなと思いました。でもなぜか、そのハードルの高さが逆にビジネスチャンスに思えて、ますますインドで仕事をしてみたくなりました。2015/05/03

Roti

7
インドに住み、起業している作者が書く企業向けのインド・ビジネスの紹介本。インド社会とインド人のメンタリティ、インド人との付き合い方、州単位の行政、税制などの違いがあることなど、わかりやすく、読みやすく書かれている。特に作者はインド人の考え方の基礎の一つとして「ジュガール」を挙げている。「既存の考え方や発想にとらわれるだけでなく、創意工夫をこらすこと」で、臨機応変で柔軟な考え方を好む反面、先の事はあまり考えない気質につながっていると言う。インドは面白い。2017/09/09

mittsko

3
非常に面白かった! ビジネスから見たインド論、インド人論として秀逸。印在住の起業家である著者は、自らの経験で得た情報や見識をおしげもなく披露してくれます。印度ビジネスに関心のある方は、まず本書をお手にとられ、書かれていることを愚直に実践してみてはいかがでしょう。私は経済人ではないので全面保証はできませんが、きっと多くの益が生みだされるだろうな、と思います。なお、とくに興味深かったのは、96~120頁。ビジネス面からみえる、多様きわまりない印度人の最大公約数が列挙されています。全く妥当だと思いますよ!2018/07/02

こんぶ

3
デリー勤務の辞令は出ていないんだけど、インドをもう少し知りたくて。バックパッカーやヨガ、宗教的な類いの本はよく見かけるけど、ビジネス本は実は初めてで、思わず手に取った。2015年の時点で人口12億人で多民族、多様・多層性のインド、そんな国でのビジネスは一筋縄ではいかないようだ。でもやっぱり面白い。パパママショップが今後どう扱われるのか、気になるところ。2017/11/06

影実

1
インドについて漠然とした知識しかなかったので、州毎に異なった法律や税制、気候の違いや多種多様な社会的階層、思想の人がいるということを認識できたのは良かった。ただ、全般的にざっくりとした内容が多く、インドについての取っ掛かり程度にしかならない様に感じた。定価で買うほどの本ではないと思う。2017/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9639822
  • ご注意事項