自然災害と民俗

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864050487
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C1039

内容説明

地震・津波・噴火・山地崩落・台風・河川氾濫・雪崩・吹雪・旱天…。生活を脅かし、ときに人命までをも奪う自然災害に、日本人はどう対処してきたのか。災害と共に生きるための民俗知・伝承知を、信仰・呪術・年中行事・伝説等にさぐる。

目次

『自然災害と民俗』の座標
地震と津波
火山噴火と降灰
山地崩落
台風
河川氾濫
琵琶湖の増水
雪崩
吹雪
冷害
旱天と雨乞い

災害列島に生きる

著者等紹介

野本寛一[ノモトカンイチ]
1937年静岡県に生まれる。1959年國學院大學文学部卒業。1988年文学博士(筑波大学)。専攻は日本民俗学。現在、近畿大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

35
古来より日本列島を襲ってきた数々の災害。この災害に対して古来人々がどのように知恵を絞って対処してきたのかを論じている。例えば冒頭の3・11の記憶も新しい津波では、避難所を作るという近代の方法と共に、昔の人が命山という人工の山を築いた事や、自然の避難所を如何に守ってきたかが語られている。その他にも山崩れに際して保安林を切らないという伝承や、河川氾濫と堤防の形の知恵とか、兎に角教えられる事が豊富。人々が災害に苦しめられながらそれでも自然と共に歩む知恵の数々に、読みながら感服させられる思いだった。2013/04/08

AR読書記録

4
学術書ではあるのだけれど、1章「地震と津波」を読みながら涙が浮かびそうだった。伝承が、過去のものでない、現実として感じ取れるものになっていたから。また近年、土砂崩れがよく起こっている印象があり、またその仕組みの科学的分析はすごいとも思うけれど(Nスペとか見るとな)、実は昔からの言い伝えが科学的な言語で表現され直しただけともいえるんじゃないかと、少しむなしい気分にもなる。民俗と科学との接続って大事だなと思う。2018/04/30

ともなりたすく

1
とりあえず静岡県と三遠南信地域の分だけチェック。全体のページ数からいうと結構あった。時間あったら他地域もちゃんと読み込まないとだなあ。2013/12/19

メー

0
タイトル通り自然災害を民俗学、特に著者が標榜する生態民俗学的な方法で記述したもの。 とにかく対象や資料の多様性が優れている。聞き書き、文献、更に自然科学的見知をも動員し、生業、即物的対応から信仰、伝説も扱う。 まだこのテーマにおいて網羅的と言うには不十分な点もあるが個人著作としてみればこの量と多様性は驚異的である。 それらを野本先生らしいやり方で体系的、立体的に記述、考察する。勿論これらも細かく突き詰められる余地はある。 しかしこの著作には民俗学の基本的な強みを感じる。参考になる。 2019/03/17

takao

0
津波、山体崩壊、火山、台風、河川氾濫などと民俗2018/10/03

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