内容説明
「大閤様御先祖」に位置づけられようとした大政所、関白にならび国政レベルのことがらにも関与した北政所。母や妻という立場を超え、秀吉政権に重きをなした理由に迫る。
目次
第1部 秀吉の母・大政所(大政所の登場;大政所の病)
第2部 「太閤様御先祖」と大政所(大政所の死;太閤様御先祖からはずれていく大政所)
第3部 秀吉の妻・北政所(北政所と秀吉、そして婦人たち;北政所と羽柴・豊臣家)
第4部 関白不在のなかの北政所(秀次の死;秀吉の死とその後)
著者等紹介
河内将芳[カワウチマサヨシ]
1963年、大阪市生まれ。京都府立大学文学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。甲南中学高校教諭、京都造形芸術大学芸術学部准教授を経て、奈良大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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