マレー素描集

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電書あり

マレー素描集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 13時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6変判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863854642
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M H

34
シンガポールのマレー人の日常が垣間見える48掌編。装丁がかわいい。外務省のデータでは同国は中華系76%、マレー系15%、宗教は仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンズー教。多民族、多宗教国家における生活の葛藤が等身大に綴られる。宗教が関係する分人間関係も複雑だが、あくまで日々の生活のスケッチに徹して淡々としているのに好感。距離感の難しい家族関係など身近に感じられる瞬間もあり、以前よく訳されていたアメリカへの移民文学に通じる気もしてそれだけ普遍的なのかも。2022/01/04

かもめ通信

27
シンガポールのマレー系作家アルフィアン・サアットによる48の掌編からなる作品集。わずか1ページ強の短い作品の中にも、ストーリーがあり、驚くほど鮮明に浮かび上がってくるシーンがあることに驚く。それぞれ独立している作品で、連作というわけではないのだが根っこのところでゆるやかにつながっていて、読み進めていくうちに、マレー系の人々が直面する宗教問題、人種問題、その暮らしぶりなどが浮き彫りになっていく。2021/11/17

くさてる

21
シンガポール在住のマレー人たちを主人公に語られる、ごく短い物語、掌編、スケッチのようなものが48編収録されています。ひとつひとつはほんとうに短い、そんな物語を続けて読むうちに、シンガポールのこともマレー人のこともほとんど知らないわたしのなかに、少しずつ彼らの姿が模られていくような気分になりました。美しい話も悲しい話も、文化的に分かりにくい話も分かる話も、色々と見つかります。おすすめです。2022/07/11

のりまき

20
とても短い物語が続く。誰かの人生のほんの一瞬を覗き見するように読む。この短い一篇の今までとこれからが想像できるような、一瞬でありながらも濃厚な掌編の数々でした。2021/12/03

まこ

15
一つ一つの話は短いけれど、その中にシンガポールのマレー系に関する描写が濃い。登場人物個人の話を描いても、宗教や人種の問題が絡んでくる。同じマレー系でも、足を引っ張るのはやめてくれ、家族内でも宗教に対する認識に差がある。シンガポール国内では中華系が増えていき、マレー系はマイノリティと化していく、中華系でないと生きづらくなるけど、日常のふとしたところにマレー系の存在感を出すようなところが。2021/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18173995
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。