内容説明
暮らしやすくて美しい。時が経つほど味わいが増す。住みたい家には日本の知恵が生きていた。10軒の実例と知っておきたい改修の知識。
目次
01 「町家に住む」が体験できる宿。改修(奈良町宿紀寺の家)/奈良県奈良市
02 通り土間のある町家を、若い夫婦の新居に。改修/奈良県奈良市
03 明るい光が満ちあふれる海辺の日本家屋。改修/和歌山県有田郡
04 アーティストの眼が磨き上げる古材を活かした家。新築・古材フレーム利用/大阪府富田林市
05 生まれ育った懐かしい家に、土間と中庭の豊かさを。改修/奈良県奈良市
06 夫婦二人が楽しめる薪ストーブの家。改修/奈良県天理市
07 古材を使い、懐かしさと頼もしさのある家に。新築・古材フレーム利用/奈良県奈良市
08 短冊形の敷地を活かして、中庭のある現代の町家を。新築/奈良県奈良市
09 骨組を活かし、在来構法で補強。改修/三重県伊賀市
10 奈良町の伝統的町家を多くの人が見られる料理店に。店舗改修(粟ならまち店)/奈良県奈良市
著者等紹介
藤岡龍介[フジオカリュウスケ]
1952年奈良県生まれ。近畿大学卒業後、東京の水澤工務店、長野県松本市の降幡建築設計事務所を経て1985年奈良に戻り藤岡建築研究室を設立。2002年~2007年近畿大学非常勤講師。2009年~京都市文化財(建造物)保存・活用マネージャー養成講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akki
6
日本家屋は美しいな、と思う。 リフォームプランを考えながら、つくづく職人さんたちの一つひとつの仕事に感動するのです。2022/10/30
インテリ金ちゃん
1
空襲でにあわなかった奈良市内の町家のリノベーションと古材を使った新築住宅の紹介。もっと古い住宅が再生され、活用されて欲しい。2019/11/30
しまめじ
1
京都の町屋を再生して住む実例を写真と間取り図で示した本です。写真が綺麗ですな~。京都の町屋を再生して住むって今すごい贅沢になってるけど、京都のような1000年以上人が住んでいる所では普通に行われていた事なんだろうし、これが一番普通の住み方なのかも。関東では夢のように思えるけれど、関東には関東の住まい方ってあるんだろうな、きっと。2017/10/01
uki
0
奈良などの町家を改修して、現代を取り入れた住まいとして住み継ぐ実例。内装には懐かしさとともに太い木材にどっしりとした時間の流れを感じる。2024/01/02