内容説明
どんなに医療が進歩しても難病をかかえて生まれてくる子どもたちはいる。「長くは生きられない」難病の子どもたち。家族の生活は?つらさや苦しみは?何に励まされ支えられているの?子どもと家族を支えるチームは、どのようにできていくのかを知ってもらいたい―。
目次
1 旅也が生まれるまで(「胎児水腫の疑い」(2012年2月25日)
地獄のような妊婦健診(2012年春) ほか)
2 旅也誕生(旅也、生まれる(2012年8月9日)
18トリソミーという告知(2012年8月13日) ほか)
3 お家に帰ってから(お家での生活が始まる(2013年11月27日)
クリスマスとお正月(2013年冬) ほか)
4 旅也が空へ還ってから
5 メッセージ(「チーム旅也」のメンバーから;家族から旅也へ)
著者等紹介
藤井蕗[フジイフキ]
1999年京都教育大学発達障害学科卒業後、ドイツ、スウェーデンにて障害児・者の支援に携わる。2004年英国ハートフォードシャー大学大学院アートセラピー・コース修了。洛和会音羽病院医療介護研究所にて発達障害児、高齢者、緩和ケアの領域でアートセラピーを実践。18トリソミーの次男・旅也の在宅移行を期に退職。旅也が亡くなってからは、学校現場で特別なニーズのある子どもたちの支援に携わりながら、医療的ケアの必要な子ども、家族たちとの活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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