内容説明
労働者派遣法を読むだけでは解らない。実際の派遣・請負の現場で想定される239の問題を法令・判例・指針等をまじえて解説。
目次
第1部 派遣の管理(派遣の基本的な枠組み;労働者派遣契約;派遣労働者の就業)
第2部 請負の管理(請負に関する基本的事項;告示第37号;その他)
第3部 労務の管理(雇用と個人請負・委託;仕事相談会;労働者の募集;複数事業所で就業することを内容とする労働契約の締結;有期労働契約の無期労働契約への転換;服務規律;賃金;労働時間;年次有給休暇;安全衛生;送迎;継続雇用;雇止め;社会・労働保険)
第4部 労働行政機関への対応(労働局の派遣、請負などに関する指導;労働基準監督署への対応;労働基準監督署が作成した「調査復命書」や「鑑定書」の開示)
著者等紹介
木村大樹[キムラダイジュ]
昭和52年東京大学法学部卒業、労働省(現厚生労働省)入省。同省労働基準局監督課(労働基準法を担当)、労政局労働法規課(労働組合法を担当)、職業安定局雇用政策課(労働者派遣法の制定に携わる)、労働基準局安全衛生部計画課長(労働安全衛生法を担当)、同局庶務課長、職業能力開発局能力開発課長、ベトナム・ハノイ工業短期大学(現ハノイ工業大学)プロジェクト・リーダー(ものづくり人材の養成やものづくりに携わる)、中央労働災害防止協会「派遣労働者の安全衛生管理に関する調査研究委員会」委員長、社会保険労務士試験委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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