縄文聖地巡礼

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863240230
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0020

出版社内容情報

僕たちは、
未来に向かって
縄文の古層へ旅をする

本書では、以前から縄文文化に深い関心を寄せてきた坂本龍一氏と
人類学者の中沢新一氏が、縄文の古層に眠る、
わたしたちの精神の源泉に触れるため、聖地を巡る旅を続けます。

諏訪、若狭・敦賀、奈良・紀伊田辺、鹿児島、そして青森―。
社会的な状況が大きく変化している現在、これからのヴィジョンを見つけるために、
ふたりが人間の心の始まりへと潜っていきます。

『アースダイバー』の興奮を再び!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

39
友人に勧められて。自分が魅了されている土地がたくさん登場し、楽しく読みました。中沢さんと坂本さんの仲良し紀行もの、といった感じでしょうか。2023/06/05

コーデ21

18
<人類学者の中沢新一氏と坂本龍一氏が縄文の精神の源泉に触れるために聖地を巡る> 10年以上前の本ですが、世界情勢はますます閉塞感に満ちて「ドン詰まり」状況では? グローバリズムや資本主義の意味を考察しながらの二人の旅はスピチュアルな趣き。なかなかに難解で咀嚼できない内容だったものの刺激に満ちて楽しい読書タイムでした。2022/11/18

ぽんくまそ

9
縄文を好きだ。DNAが騒ぐ。この本では、諏訪や若狭、紀伊などを訪ねて、学者と音楽家が、失われた何かや、見え隠れする地球レベルでのつながりへの探求を、感性と知性を駆使して語り合う。縄文の聖地のそばに美浜原発が立っていることに坂本龍一は衝撃を受ける。なお、この本はフクシマ原発事故以前に出版された。いま、知性も感性も否定する単一民族国粋主義が暴走して精神風土が荒廃している。そのような時代に、この紀行対談を読んで、できれば聖地へ行って、時流に押し流されない心の補強をするのも無駄ではないだろうと思える。2015/07/20

本おや店主

6
・・・面白かった! 久々に、じっくり本読んだー!という感じ。でも、大概理解が及ばず、第4章まで読んだところで、一端最初に戻って線を引きながら読み直した。ら、すごく面白いことがたくさん書いてあった。しかしながら、お二人とも超頭良い! 知識と知識の上に成り立つ会話なので、土台がないと全然面白くない。色々、言葉の意味とか、人とか、調べながら読んだ。対話で、こんだけのことが話せるなんて、この二人は一体どれだけすごいのだろう。さておき、縄文に秘められた無限の可能性、探っていく時期に私たちはきているのだと思った。2011/01/28

EnJoeToh

6
『観光』と『EV.Cafe』からこんなところまで。2010/06/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/588620
  • ご注意事項

最近チェックした商品