草はらに葬られた記憶「日本特務」―日本人による「内モンゴル工作」とモンゴル人による「対日協力」の光と影

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草はらに葬られた記憶「日本特務」―日本人による「内モンゴル工作」とモンゴル人による「対日協力」の光と影

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862832900
  • NDC分類 222.6
  • Cコード C1097

内容説明

「二度と戦争をしてはいけない」「多くの同志たちを異国の土に失った」「平和ほど大切なことはない」戦後74年の歳月が過ぎても、毎年のように繰り返される常套句!そこには現地の人々への感謝の言葉は一つもない。日本の植民地だった内モンゴル人が戦中と戦後に辿った過酷な歴史がここにあり。

目次

序章 近くて遠い邦「内モンゴル」
第1章 「やっぱりあの家族は日本の走狗だった!」―文化大革命中に「日本の走狗のアバズレ娘」と称された母セーペルマの回想
第2章 「あの若い日本人夫婦は無事帰国したのかなあ!」―ラマ・イン・クレー寺の活仏の兄アヨシの回想
第3章 「かつてウジムチン草原は日本の統治下にあったことを今の日本人は知っているか」―ラマ・イン・クレー寺の住持ポンソグの回想
第4章 「俺はモンゴルの最高審判官だ」―日本特務機関使用人の娘シルとその夫のヨンドンジャムソの回想
第5章 「あれは一九四五年八月一一日の朝のことだった」―貝子廟モンゴル伝統医療センターの名医ドブジョルの回想
第6章 「チンギス・ハーンは日本人だった!?」―日本軍車輌班の運転手だったワンチョックの回想
終章 遠いけれど近かった「内モンゴル」

著者等紹介

ミンガド,ボラグ[ミンガド,ボラグ] [Minggad,Bulag]
1974年、内モンゴルシリンゴル生まれ。1995年、教員養成学校であるシリンゴル盟蒙古師範学校を卒業、小学校・幼稚園で教員として働く。1999年に来日、日本語学校を経て2001年に関西学院大学文学部に入学。2011年、関西学院大学教育学研究科博士課程後期課程修了。博士(教育学)。現在は非常勤講師・翻訳・通訳として働く傍ら、日本各地で講演会や馬頭琴演奏会を開催しており、その活動が新聞などで取り上げられている。内モンゴルシリンゴル盟職業学院教育学部研究員。主な著書『「スーホの白い馬」の真実―モンゴル・中国・日本それぞれの姿』風響社、2016年(第41回日本児童文学学会奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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