政治哲学の魅力

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862832580
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

思想史や人物志向型のアプローチによらず、学生自身が取り組むことのできる疑問や課題を中心に構成された政治哲学の入門書。

第1部 課題を設定する
第1章 いくつかの予備的考察
 1.1 社会的世界
 1.2 政治哲学とは何か
 1.3 本書の流れ
 1.4 哲学に関するいまひとつの予備的考察
読書案内
第2章 議論の出発点
 2.1 どこから議論を始めるべきか
 2.2 政治哲学におけるリベラリズム
  2.2.1 リベラリズムの中核をなす3つの信奉
  2.2.2 リベラリズムとアナーキズムからの異議申し立て
  2.2.3 リベラリズムのいくつかのさらなる信奉
  2.2.4 リベラリズムと民主主義
 2.3 リベラリズムと大衆政治
 2.4 リベラルな理論の種類
 2.5 結論
読書案内
第2部 根本的な概念
第3章 自由
 3.1 自由の概念
  3.1.1 自由─形而上学的なものと政治的なもの
  3.1.2 概念と構想の区別
  3.1.3 概念を明らかにすること
  3.2 自由に関する3つの構想
  3.2.1 消極的自由
  3.2.2 積極的自由
  3.2.3 市民の地位としての自由
 3.3 結論
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第4章 権威
 4.1 いくつかの予備的な区別
  4.1.1 専門知識と許可
  4.1.2 義務に関する要点
  4.1.3 政治的権威
 4.2 政治的権威の複雑さ
  4.2.1 同意と契約
  4.2.2 帰結主義
  4.2.3 フェアプレイ
 4.3 権威がはらむ危険性
  4.3.1 ミルグラム実験
  4.3.2 スタンフォード監獄実験
 4.4 結論
読書案内
第5章 正義
 5.1 正義の概念
  5.1.1 幅広いアプローチと限定的アプローチ
  5.1.2 第一の徳目としての正義
  5.1.3 正義の環境
  5.1.4 正義と平等
  5.1.5 小休止
 5.2 正義の諸構想
  5.2.1 最小主義
  5.2.2 功利主義
  5.2.3 平等主義
   5.2.3.1 責任主義
   5.2.3.2 民主的平等主義
   5.2.3.3 ケイパビリティ
 5.3 結論
読書案内
第6章 民主主義
 6.1 民主主義に対する親しみ
  6.1.1 民主主義に対する一般的な態度
  6.1.2 民主主義に対するよく知られた批判
  6.1.3 緊張を解きほぐす
 6.2 基本的な理念
  6.2.1 道徳的理念としての民主主義
  6.2.2 学校で学ぶ考え方
  6.2.3 民主主義・平等・権威
 6.3 民主主義に関する古典的構想
  6.3.1 集計民主主義
  6.3.2 最小主義
  6.3.3 一歩離れて考える
 6.4 現代の2つの潮流
  6.4.1 参加民主主義
  6.4.2 熟議民主主義
   6.4.2.1 公共的理由づけ
   6.4.2.2 公共的理由に潜む難点
   6.4.2.3 熟議民主主義が抱える問題点
 6.5 結論
読書案内
第7章 結論──確実性のない政治
「政治哲学的に考える」ということ──訳者あとがきにかえて


ロバート・タリース[ロバート・タリース]
著・文・その他

白川 俊介[シラカワ シュンスケ]
翻訳

目次

第1部 課題を設定する(いくつかの予備的考察;議論の出発点)
第2部 根本的な概念(自由;権威;正義;民主主義;結論―確実性のない政治)

著者等紹介

タリース,ロバート[タリース,ロバート] [Talisse,Robert B.]
1970年生まれ。2001年にニューヨーク市立大学にて博士号を取得。ヴァンダービルト大学教養学部教授(哲学科長)。専門は現代政治哲学、リベラリズム論、民主主義論。さらにはプラグマティズムや分析哲学などについても多くの業績がある

白川俊介[シラカワシュンスケ]
1983年生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程修了。博士(比較社会文化)。関西学院大学総合政策学部専任講師。専門は現代政治哲学、国際政治思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えむ

2
独特の特色を持つ政治哲学への入門書。取り上げられるテーマは「自由」「正義」「民主主義」など、基本的で重要的なものばかりだが、思想家などの固有名があまり登場せず、著者なりに様々な立場を整理してそれぞれの概念について概観される。他の入門書などと併読するのが万全か。2018/12/20

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