出版社内容情報
大学行政の現場から28の人材育成失敗事例を収集し分析。多様な価値観から解決策を探る。若手職員の育成に重点を置いた続編。
はじめに
Case 1 明るくて、エネルギッシュ、上司に好感
Case 2 業務負荷に加えて新人指導
Case 3 先輩に質問できず悩みを抱え込む職員
Case 4 コンピテンスモデルは嘱託職員
Essay 1:学生は顧客かそれとも学生か
Case 5 学生宿舎に5つ星ホテル
Case 6 学生と話すのが苦痛になってきた
Case 7 ブラックボックス化した業務
Case 8 コンプライアンス違反
Essay 2:人の心の中に入ってインスパイアする
Case 9 このままでは潰れてしまう!
Case 10 進んでサービス残業
Case 11 超過勤務は権利か
Case 12 簡単な仕事ができない職員
Essay 3:大学文化に根ざした意思決定方法
Case 13 フレームワークの変更
Case 14 アジア交流セミナーでの教職協働
Case 15 教育開発センターの事務組織変更と省力化
Case 16 ふたりの上司に挟まれ調整に悩む
Essay 4:大学の暗黙知
Case 17 この仕事がしたいんです
Case 18 情報化についていけない職場
Case 19 専門性のある職員のキャリアパス
Case 20 期待される職員の病気とその背景
Essay 5:専門職員と教職協働
Case 21 自分の能力を生かしたい
Case 22 大学事務はとても堅苦しい
Case 23 移入人事で管理職登用
Case 24 官僚からの移入人事
Essay 6:「適材適所」と「適所適材」
Case 25 これは一人でやらないといけないから
Case 26 ジャパニーズ・スタンダード
Case 27 役職定年後の新しい職場
Case 28 役職経験者の再雇用
Essay 7:手段の目的化
Task 1 シミュレーション課題 駆け出し管理職の失敗から
Task 2 シミュレーション課題 根回し不足による委員会での否決
おわりに
澤谷 敏行[サワタニ トシユキ]
編集
五藤 勝三[ゴトウ カツミ]
編集
河口 浩[カワグチ ヒロシ]
編集
目次
明るくて、エネルギッシュ、上司に好感―でも学生には?
業務負荷に加えて新人指導―滞留年数の長い若手職員の心情
先輩に質問できず悩みを抱えこむ新人職員―学生たちからの苦情が殺到
コンピテンスモデルは嘱託職員―専任職員としての成長
学生宿舎に5つ星ホテル―国内と海外の基準
学生と話すのが苦痛になってきた―自信を取り戻すには
ブラックボックス化した業務―機械化できないものを誰が引き継ぐの?
コンプライアンス違反―事実確認なく即答、思い込みからの誤認
このままでは潰れてしまう!―有給休暇も夏期休暇も取れない
進んでサービス残業―自らの業務範囲を超えて〔ほか〕
著者等紹介
澤谷敏行[サワタニトシユキ]
関西学院大学国際教育・協力センター非常勤講師、中国蘇州大学外国語学院訪問教員。関西学院大学経営戦略研究科修了(MBA)、蘇州大学大学院中国現当代文学研究科修了(MA)。関西学院大学職員を経て、2017年(平成29年)4月より現職。大学行政管理学会名誉会員、2008年(平成20年)大学行政管理学会第3回孫福賞受賞、日本労務学会会員
五藤勝三[ゴトウカツミ]
学校法人関西大学参与、株式会社関大パンセ代表取締役社長。関西大学法学部卒。1977年(昭和52年)関西大学入職。1997年(平成9年)人事課長、総務局次長、学生センター次長、2007年(平成19年)学生サービス事務局長、2010年(平成22年)法人本部長(兼)総務局長事務取扱等を経て、2017年4月より現職。大学行政管理学会会員。1級キャリアコンサルティング技能士、シニア産業カウンセラー、特定社会保険労務士、労働審判員など
河口浩[カワグチヒロシ]
甲南大学学長室事務部長。関西大学社会学部卒。1980年(昭和55年)甲南学園入職。2004年(平成16年)財務部次長、2005年(平成17年)同部長、2012年(平成24年)人事部長を経て、2013年(平成25年)9月より現職。大学行政管理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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