出版社内容情報
東アジアの平和実現の為に宗教者が果たせる役割とは。関西学院大学キリスト教と文化研究センターの研究活動の成果を整理し編集。
まえがき
第1部 東アジアの平和と和解
第1章 東アジアの平和
-「安保法制」以降の日・中・韓関係の課題と展望-……李鍾元
第2章 東アジアの和解とレイシズム
-ヘイトスピーチを支える日本社会を問う-……辛淑玉
第2部 キリスト教と市民社会の役割
第3章 東アジアの和解と平和
-日韓キリスト教史の視点から-……徐正敏
第4章 東アジアの和解
-WCC(世界協会協議会)第10回総会(釜山・韓国)報告-……神田健次
第5章 平和の課題とキリスト教における宣教論の新たな展開……村瀬義史
第6章 カトリック教徒から見たWCC(世界協会協議会)……小林和代
第7章 日本の軍事力・平和力・市民力と東アジアにおける平和構築
-靖国参拝と憲法九条改正も踏まえて-……水戸考道
第8章 東アジアの平和と憲法九条・キリスト教非暴力思想の可能性……山本俊正
第3部 中国と朝鮮半島における歴史とトラウマの克服
第9章 日帝植民地期は朝鮮人の健康にどのような影響を及ぼしたのか
-植民地近代化論の虚と実-……黄尚翼
第10章 ?小平理論の宗教観……金永完
第11章 トラウマ理解と平和構築
-東アジアにおける歴史的トラウマの克服-……Jeffrey Mensendiek
執筆者紹介
山本 俊正[ヤマモト トシマサ]
編集
関西学院大学キリスト教と文化研究センター[カンセイガクインダイガクキリストキョウトブンカケンキュウセンター]
編集
目次
第1部 東アジアの平和と和解(東アジアの平和―「安保法制」以降の日・中・韓関係の課題と展望;東アジアの和解とレイシズム―ヘイトスピーチを支える日本社会を問う)
第2部 キリスト教と市民社会の役割(東アジアの和解と平和―日韓キリスト教史の視点から;東アジアの和解―WCC(世界教会協議会)第10回総会(釜山・韓国)報告
平和の課題とキリスト教における宣教論の新たな展開
カトリック信徒から見たWCC(世界教会協議会)
日本の軍事力・平和力・市民力と東アジアにおける平和構築―靖国参拝と憲法九条改正も踏まえて
東アジアの平和と憲法九条・キリスト教非暴力思想の可能性)
第3部 中国と朝鮮半島における歴史とトラウマの克服(日帝植民地期は朝鮮人の健康にどのような影響を及ぼしたのか―植民地近代化論の虚と実;〓(とう)小平理論の宗教観
トラウマ理解と平和構築―東アジアにおける歴史的トラウマの克服)
著者等紹介
山本俊正[ヤマモトトシマサ]
東京都に生まれる。関西学院大学商学部教授、宗教主事。アジアのエキュメニカル運動の研究。日本・中国・韓国の宗教者による平和構築の実践に取り組む。現在、キリスト教と文化研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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