出版社内容情報
絵画、建築、庭園など、数々の美しい物に溢れた美の国フランスの「魅せる美」に触れて美的センスを高める。カラー図版多数。
まえがき
第1章 魅せる美と秘めた美
屋根と壁/内部装飾/庭園/都市の構造とランドマーク
第2章 一人の画家の発見─闇と光の画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「再発見」/「ヴィエル弾き」とスペイン・バロック期の画家たち/「生誕」と市民の生活情景/「いかさま師」─昼の画家ド・ラ・トゥール/ナンシーのロレーヌ美術館にて/差し込む光と丸い光/拡散する光と集中する光
第3章 裸婦像を通して見る二つの世界観
ルネサンス 横たわる裸婦像/女性と悪の問題/価値観の転換/遠近法における人間の位置/神の世界から人間世界へ/19世紀後半 変化の兆し/描かれる対象の変化/再現から創造へ/新しい世界観へ/二つの世界観の楽しみ
第4章 自然と風景画
宗教画の中の風景/古代ギリシア・ローマの伝統の中の風景/風俗画の中の風景/風景のための風景/18世紀フランスの風景画/イギリスの風景画/フォンテーヌブローの森とバルビゾン村/ノルマンディの海岸/印象の定着/再現性の終焉
第5章 フランスの心臓─ヴァロワ地方
サンリス/シャーリ/エルムノンヴィル/シャンティイ
第6章 モンマルトルが美になるまで
パリを囲む壁/荒れ果てた丘/美的感性の変化/都市化に抗う視線/風車のある丘/サクレ・クール寺院/様々なモンマルトル
あとがき
水野 尚[ミズノ ヒサシ]
著・文・その他
目次
第1章 魅せる美と秘めた美
第2章 一人の画家の発見―闇と光の画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
第3章 裸婦像を通して見る二つの世界観
第4章 自然と風景画
第5章 フランスの心臓―ヴァロワ地方
第6章 モンマルトルが美になるまで
著者等紹介
水野尚[ミズノヒサシ]
1955年生まれ。関西学院大学文学部教授。慶應義塾大学文学研究科博士課程単位認定退学。パリ第12大学(クレテイユ)文学博士。パリ第4大学(ソルボンヌ)研究指導資格(habilitation `a diriger des recherches)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中島直人