目次
第1部 企業パトロナージュ(七月革命前夜における産業知識人の企業パトロナージュに対する関心状況―C.L.ベルジェリの『産業経済』より;企業パトロナージュの生成;七月王政期シュネーデル兄弟会社の企業パトロナージュ;第二帝政期アルザスの綿業パトロナージュ)
第2部 企業パトロナージュから企業パテルナリスムへの展開(1870年のストライキ―ル・クルーゾとアルザス;社会問題の発生とル・プレェ学派社会改良論)
第3部 企業パテルナリスム(第三共和政期シュネーデル会社の企業パテルナリスム;1920年代前半における利潤分配制度;戦間期の「ミシュラン社会システム」)
第4部 キリスト教企業アソシアシオン(アルメル紡績会社の「キリスト教コルポラシオン」;ジョワイア会社の「ロマネ・システム」)
補論 フランスにおける「経営参加」制度の生成(社会カトリック左派社会経済改革論と企業委員会令;戦後復興期フランスにおける企業委員会制度の機能実態)
著者等紹介
岡田益三[オカダマスゾウ]
1948年10月徳島県に生まれる。1972年3月関西学院大学経済学部卒業。1975年3月関西学院大学大学院経済学研究科修士課程修了。神戸市役所・兵庫県立高校に勤務する。2013年3月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。