目次
糸賀一雄を研究するにあたって
出生から宗教哲学の専攻まで
代用教員の経験と滋賀県庁での行政官としての働き
下村湖人との出会いと「煙仲間」運動
近江学園前史としての三津浜学園と「塾教育」の思想
近江学園の設立と戦後の「煙仲間」運動
昭和二〇年代におけるコロニー構想と知的障害観
精神薄弱児育成会の結成と優生思想
「福祉の思想」の形成段階としての昭和三〇年代前半の思想展開
ヨーロッパ視察から見た日本の障害児者福祉
地域福祉論の展開とその特質―重度重複障害者・重症心身障害児対策に向けたソーシャルアクションとの関係に着目して
著者等紹介
蜂谷俊隆[ハチヤトシタカ]
1973年岡山県生まれ。2012年関西学院大学大学院人間福祉研究科人間福祉専攻博士課程後期課程修了。博士(人間福祉)。現在、関西学院大学、六日市医療技術専門学校、関西福祉科学大学、神戸女子短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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