目次
第1部 「古層」と「飛礫」―丸山思想史と網野史学の一接点に関する覚書き(網野善彦と「飛礫」;丸山眞男と「古層」;「古層」/「飛礫」/「未開の野性」;「キヨキココロ」「アカキココロ」;石母田正と「日本人論」;「トランセンデンタル」なもの;「古層」/「飛礫」/「超越者」;「日本的なるもの」、そして「天皇制」)
第2部 「キヨキココロ・アカキココロ」考―倫理的価値意識の「古層=執拗低音」をめぐる一考察(和辻哲郎と「清明心の道徳」;「清明心」論の展開;「清明心」論の継承;「清明心」と民俗学;倫理意識の「原型」;スサノオ神話と「キヨキココロ・アカキココロ」;「清明心の道徳」の系譜と「キヨキココロ・アカキココロ」)
著者等紹介
冨田宏治[トミダコウジ]
1959年生まれ。名古屋大学法学部卒業。同大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。関西学院大学法学部専任講師、助教授を経て、99年より同教授。日本政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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