内容説明
金融危機後の世界経済とパワーシフトの真実。先進国経済の“衰退”、新興経済の鈍化、拡大する格差と紛争、資源環境制約…。歪み、疲弊し、ディストピア化する世界経済と政治秩序を立て直すには!?
目次
1 世界規模の地殻変動と秩序の流動化
2 変容する世界経済の構造と市場の枠組み
3 国際紛争の火種と化す世界規模の不均衡・格差問題
4 地球規模で先鋭化する資源争奪と環境破壊
5 ディストピア化する金融危機後の世界
6 新しい世界経済と政治秩序のあり方
終章 世界経済の整合性ある発展と新しい世界統治システムの構築をめざして
著者等紹介
唐沢敬[カラサワケイ]
1935年、群馬県生まれ。明治大学政治経済学部経済学科卒業。現在、立命館大学名誉教授・経済学博士。専門、現代世界経済論、資源・エネルギー経済論、アジア・太平洋地域研究。略歴、アジアアフリカ研究所研究員、高知短期大学教授、立命館大学教授、東京国際大学教授等歴任。高知大学・早稲田大学等非常勤講師、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員教授・客員研究員、カザフスタン大統領府付置行政学院・同国際ビジネス大学客員教授等併任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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