目次
第1章 作家露伴生成の道程考―資質を培ったもの
第2章 幸田露伴『露團々』考
第3章 幸田露伴『風流佛』考
第4章 幸田露伴少年文學『惡太郎のはなし』考―作品表現と聖書世界との関連を視座として
第5章 幸田露伴少年文學『休暇傳』考―すべて「吉」のつく理想郷をめぐって
第6章 幸田露伴評論『愛』考―「基督教」への言及と、初出時の「“中略”」部をめぐって
終章 本論視座の必然性の立証―露伴とキリスト教との関連(点検と再考察)
著者等紹介
岡田正子[オカダマサコ]
専攻は日本近代文学、博士(文学)。1930年東京府(現在の東京都)生れ。1948年東京都立第五高等女学校(現在の東京都立富士高等学校)卒業。1991年佛教大学文学部国文学科卒業。1994年佛教大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了、修士(文学)。1997年関西学院大学大学院文学研究科博士課程前期課程日本文学専攻修了、修士(文学)。2007年関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程日本文学専攻修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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