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内容説明
人がつながり、アイデアがひらめき、まちがもっと元気に、クリエイティブになる。そんな場となり、地域と人々にうれしい変化をもたらしているミュージアムがある。各地の革新的なミュージアムをさまざまな視点で紹介し、その魅力と豊かな可能性に迫る。
目次
1 社会イノベーションの触媒となるミュージアム(障がい者雇用とアートの力で、まちの再生と共生を促す―藁工ミュージアム(高知県高知市)
人と人、まちと人がつながり、館を越えてムーブメントが広がっていく―マルヤガーデンズ(鹿児島県鹿児島市) ほか)
2 コミュニティの魅力を見える化するミュージアム(市民がいつでも主役になる場で、まちの誇りが増幅していく―八戸ポータルミュージアムはっち(青森県八戸市)
「写真」を通じた交流の場が、大切な自然、まち、ものに気づかせる―写真の町・東川町文化ギャラリー(北海道東川町) ほか)
3 人々の協働プロジェクトを促すミュージアム(絵本と科学と自然、地域にあった魅力を集め、好奇心と協働を育む―三鷹市星と森と絵本の家(東京都三鷹市)
人の寄らない危険な夜のまちが、アートとともに息を吹き返す―黄金町エリアマネジメントセンター(神奈川県横浜市) ほか)
4 価値を共創する拠点となるミュージアム(教育の場ではなく、地域の原動力の拠点となる「学校」へ―津金学校(山梨県北杜市)
開かれた研究が、農村と都市を、生産者と消費者を、シニアと若者を結ぶ―東京農業大学「食と農」の博物館・バイオリウム(東京都世田谷区) ほか)
5 ワクワクが変化を生み出すミュージアム(家と科学館の間にある場が、身近な「不思議」を知る力を育む―理科ハウス(神奈川県逗子市)
地下通路が「通行するだけ」から「創造力を育む日常」を生み出す―札幌大通地下ギャラリー500m美術館(北海道札幌市) ほか)
地域を変えるミュージアムの魅力ポイント50(つなぐ―異なる分野、地域の宝物、人と人をつなげる取り組み;企画する―だれでも参加・体験できる機会をつくる取り組み ほか)
著者等紹介
玉村雅敏[タマムラマサトシ]
慶應義塾大学総合政策学部准教授。場づくりマーケティング・コンソーシアム代表。慶應義塾大学総合政策学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程、千葉商科大学政策情報学部助教授を経て現職。博士(政策・メディア)。新潟市都市政策研究所客員研究員、文部科学省科学技術政策研究所客員研究官、横須賀市政策研究専門委員、内閣官房地域活性化伝道師などを兼務。専門分野は公共経営、ソーシャルマーケティング、評価システム設計、コミュニティ論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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