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内容説明
働き方、組織文化、リーダーシップ、危機管理…元・世界銀行副総裁が未来を担う一人ひとりに向けて綴った、情熱あふれる48のメッセージ。
目次
第1部 本気のリーダー 本気の仕事(決して忘れずに!;会社の命にかかわること;人の命にかかわること;逃げるな卑怯者! ほか)
第2部 私たちのリーダーシップ 私たちの国づくり(いま、正す時;お高い電気が幸せを;お年寄りばんざい!;小さな大国 ほか)
著者等紹介
西水美恵子[ニシミズミエコ]
大阪府豊中市に生まれ、北海道美唄市で育つ。中学3年から上京。東京都立西高校在学中、ロータリークラブ交換留学生として渡米し、そのままガルチャー大学に進学。1970年に卒業後、トーマス・J・ワトソン財団フェローとして帰国。千代田化工建設に席を借りて環境汚染問題の研究に従事した後、再度渡米。1975年、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程(経済学)修了。同年、プリンストン大学経済学部兼ウッドロー・ウィルソン・スクールの助教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
21
積読本消化。世界銀行の南アジア地域副総裁を務めた経済学者が、業界紙に連載していたエッセーをまとめたもの。インドの女性たちの家事負担の過酷さと健康への悪影響、ブータンの国民総幸福量の追求、著者の住む島での節電節水の話、貧困の村に世銀職員をホームステイさせる話など、印象的ではあるが同じ話題が何度も出てくる。それだけ伝えたい話題ではあるのだろうが、書籍としてはまとまりが悪い。内容や主張はもっともなのに、どこかしっくりこないのは、書きっぱなしをまとめただけに感じる本づくりのせいか。2020/05/30
安国寺@灯れ松明の火
9
まだ半分しか読めていませんが、メメント3.11で選んだ本なので今のうちに記録しておきます。リーダー論というよりは、あらゆる人の内面にいるリーダーに対しての呼びかけのように思いました。本書で繰り返されるフレーズに、「頭とハートがつながる」があります。頭とハートが別物であることは、よくわかっているようで実はそうでもないのかもしれません。人は不思議なもので、わかっていても意識を向けてやらなければ気付かないものがあります。「内面にいるリーダー」も、そのひとつなのだろうと思います。2013/03/14
てん
7
”ほぼ日”で糸井氏との対談で、貧困の話に衝撃を受けて手にした本。柳井社長同様、世界で仕事をした人は説得力が違う。”パワースピーチ”や”トップが本気で悩む所から始まる”など、単純だが本質を語った所は参考になった。国民総幸福量の内容もようやく理解できた。私も、幸福追求経営理念を持った会社を目指したいが・・・・むずかしい。本気で悩まなければ。目指せ、週末が待ちきれない家庭と、出勤が待ちきれない職場。2013/04/15
ねこ
6
同じ日本人女性として、誇りに思います。2014/08/21
ケニオミ
6
思う念力岩をも通す。本書を読んで、この言葉がまず頭に浮かびました。世界銀行副総裁として、男性社会という反対勢力の中で、組織改革に取り組んできた著者。並大抵の努力では改革を実現できなったとは思いますが、信念を持って人を動かす。その力に感動しました。改革をなし得た著者が語る「人間、感動なしでは、本気で動かない。本気で動かぬ組織に、ビジョンを追求し続ける変革は、在り得ない」(P.98)という言葉には説得力あります。本はほとんど買わないのですが、この本は手元に置き、千葉敦子の「若いあなたへ!」の隣に置きたいです。2012/07/08
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