内容説明
作者らしい主人公が、母(義母)が舌ガンで死んでいくところを、ゆっくりと記述。その記述が如実に即物的で、読む者をゾッとさせる。表題作ほか四編。
著者等紹介
飯田章[イイダアキラ]
1935年、東京生まれ。作家。早稲田大学第二政治経済学部卒業。1974年、「迪子とその夫」で第17回群像新人文学賞受賞。1987年、「あしたの熱に身もほそり」が第97回芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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