あんた、ご飯食うたん?―子どもの心を開く大人の向き合い方

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あんた、ご飯食うたん?―子どもの心を開く大人の向き合い方

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862554376
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0095

内容説明

子どもは信頼できる大人を見抜いている。子育てや親子関係に悩むあなたへ。約40年にわたり、居場所のない子どもたちに手料理を作りつづける、広島のばっちゃんから心に効くメッセージ。

目次

第1章 “お腹がすく”に、休みはない―毎日のご飯が一番大事(“お腹がすく”に、休みはない;お腹がすかないように弁当を持たせる ほか)
第2章 嘘のない心は必ず通い合う―私の子どもとの接しかたのルール(子どもたちにはあれこれ聞かない;指導よりもまず共感 ほか)
第3章 人生簡単に生きられる人より延長戦をしてでもがんばる人のほうが好き(子どもは、どんな親であっても、親のすることをよく見ている;負の連鎖を断ち切るためにできること ほか)
第4章 誰かを守ってあげようとしたら、自分自身強くなる(批判されることは逆に子どもを守るためのエネルギーになる;子どもたちに「助けて!」と言われた経験のない人には、わからない ほか)

著者等紹介

中本忠子[ナカモトチカコ]
1934年、広島県江田島市生まれ。1980年から保護司を務める。その活動を通じて犯罪を犯したり、非行に走る子どもの多くが「お腹がすくから悪さをする」ことを知り、それ以降無償で子どもに食事を提供するようになる。保護司を引退後、2015年にNPO法人「食べて語ろう会」を設立し、同法人の理事長。2014年に法務省保護局長特別感謝状受賞。2015年に社会貢献支援者表彰受賞。2016年吉川英治文化賞、2017年に第26回ペスタロッチー教育賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

115
『孤独というものが一番いけない。』保護司を務め無償で食事を提供して来て、引退してからNPO『食べて語ろう会』を設立された中本さん。この方が居てくれてよかった・・中本さんの『待つ』姿勢がいいんだなぁ。そして、『乗りかかった船』だからと辞められずにいるのも、ほっこりする。私には決してできる事ではない。家があなた (私)の城だから、そこをちゃんと守らないと・・と云われている。あゝ、そうだね。そうですね。まずはそこからですよね。もっと若い頃に出会っていたかった本だった。いや、今からでも遅くは無いのだなぁ。2018/01/11

nyaoko

90
2018年広島本屋大賞第一位受賞。NHKで特集された事をきっかけに「こども食堂」の運動が全国的に広がっていますが、先駆者となった中本さんは広島で保護司として、多くの子供達のケアを務め、引退後はNPO法人を立ち上げました。犯罪に走る子供の多くは孤独で空腹で、そして親も同じ境遇を抱えきた事が多いと知り、子供達に温かいご飯を食べさせれば犯罪に走らなくて済むのでは?と始めます。ばっちゃんの懐の大きさ、暖かさ、粘り強さは到底真似出来る事ではありません。理解と共感を忘れないばっちゃんの信念がもっと広がりますように。2018/04/11

naoっぴ

87
こども食堂の存在が話題になりどんな人が携わっているのだろうと気になって読んでみた。すごい人だ。空腹と孤独が犯罪に結びつくということ、ならお腹を満タンにして孤独にならないようにご飯を食べさせようと、子どもたちに食事を作り続けて30年以上の中本さん。その継続と強さに敬服。温かいご飯と自分の居場所が、生きていく上でどれほど重要なことか気づかされる。どんなに悪い子どもにもそうなる理由があり、全てをまるごと受け入れる中本さんの懐の大きさに勇気と救いをいただいた。2018/04/28

niisun

38
ただただ脱帽です。やはり、40年近く続けてらっしゃるということが、一つ一つの言葉に重みを与えていますね。書かれていることの多くは、子どもたちとの関わり方についてですが、むしろ、それ以外の部分での苦労が文章の端々に見え隠れしているのが印象的です。「ボランティアは感謝、感動、関心。そして謙虚が大事」とおっしゃっていますが、たぶん最後の“謙虚”の大切さを一番に伝えたいのかなと思いました。他の保護司やボランティア仲間との関わりや近隣地域との関わりにおける苦労は、我々の想像を超えるものなのだろうと思えてなりません。2018/05/09

たまきら

29
読み友さんの感想を読んで。率直なお人柄が伝わってくる、広島の話し言葉でつづられた語り口にじ~んとしながら読みました。20代の頃、自分が無知なだけなのに日本は海外と比べて良い環境だと思っていたことがあったけれど、彼女の本を読んでいてまだまだ甘いなあ…としんみり。過酷な環境で生きている子どもたちにせんさくしない。名前も聞かない。そうした姿勢で、3代にわたって付き合ってきた子どもたちもいる…。できることから、無理せず。細々でも、続けることの大切さを再確認できました。2018/06/11

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