感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多田幾多
28
ゴシック+ホラー+ファンタジー+奇々怪々を渡したら斜め上な作品を仕上げる奇才にして天才ティム・バートンの、真骨頂とも言える作品を余すところなく紹介する本。不気味で可愛くて怖くて悲しいお話が好きな人、ティム・バートンが好きな人は読んで欲しいし、デザイン関係を携わりたいと思う人でも、彼が描いたデザインを見て、感性を刺激されて欲しい2014/05/07
ろこん。
1
【ナイトメア】で知り一気に好きになり【シザーハンズ】でときめいたティムバートンの作品が網羅されている一冊。独特な世界感に魅了されるし、繊細でシャイなティムバートンとジョニーディップが組む作品が好きなんだな。2019/04/07
しまりす
1
ティム・バートンの生み出したキャラクターは不気味だけど憎めない、私的にはとても愛おしくもあります。全てのキャラクターに愛が詰まっている、歪んた形に見えるかもしれませんが実はとても純粋で儚げで。ティムの作品はバットマンがきっかけでなんて危うい人間らしさが出たヒーローなんだと衝撃を受けたのが最初。浮世離れしているように見えて一番人間の本質を描けるアーティストだと思います。まだ見ていない作品がいっぱいあるので見なければ!2014/12/17
daiyuuki
1
ゴシック・ホラー・ファンタジーの奇才ティム・バートンの監督作にある歪んだクセになる魅力を大解剖したパーフェクトガイド。怪物やフリークスの孤独や悲しさをメインにした切ないストーリーとこだわり抜いたポップでダークなビジュアルの秘密に徹底的に迫ったファン必読書です。2012/06/21
れじーな
1
スリーピー・ホロウで惚れ込み、エド・ウッドで彼等の真骨頂を見、けれど日本での取り上げられ方が大々的になるに従ってマイブームは割と下火になっているのですが、それでも独特の魅力溢れるバートンの世界が沢山で、薄い本なのに、とても見応えがありました。気持ち悪い、でも綺麗な世界。オタクっぽいのに芸術的な世界。バートンの映画がいっぱい見たくなります。個人的にはバートンの世界に似た何か的な日本(人)のあれこれ、なページは必要なかったです。2011/11/26