内容説明
日本全史から見える日本特有の生存戦略。ベストセラー『日本国紀』(百田尚樹著)を旧説・俗説を大量にふくむものとして徹底批判、注目された著者が、最新の研究成果をふまえ、日本2000年の信頼できる通史を描く。
目次
1 生き物たちとの共生の時代―縄文・弥生から倭国の時代へ(旧石器時代;縄文時代―気候の変化、四季の誕生 ほか)
2 広がる宗教―日本の古代国家(飛鳥の政治改革1―蘇我氏の政治;飛鳥の政治改革2―大化の改新と天武・持統政権 ほか)
3 世界が広がる―武士の政権の誕生(新たな東アジアと日本のつながり;武士の争い―都の内乱 ほか)
4 海がつなぐ日本と世界―近世への扉が開く(「銀の時代」と戦国大名;鉄砲・キリスト教を伝来させたもの ほか)
5 人々の江戸時代―武士の世界と武士がいない世界(「農民の世界」―江戸時代の村;商人の台頭―「刀の力」から「銭の力」へ ほか)
著者等紹介
浮世博史[ウキヨヒロシ]
私立西大和学園中学校・高等学校社会科教諭。塾教師として20年近く中学・高校受験の指導にあたった後、大阪市天王寺区の私立四天王寺中学校・高等学校社会科主任をへて現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。