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共生社会へ―大学における障害学生支援を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861633423
  • NDC分類 378
  • Cコード C3037

内容説明

大学に求められる「合理的配慮」とは?授業、学生生活、支援相談、そして教職員の理解と姿勢。「障害者差別解消法」の施行後、障害のある学生に対しての現場対応はどのように変化したのか。これからの共生社会づくりへとつながる現状の課題と解決のてがかりを多様な視点から論じる。

目次

第1章 共生社会の障害学生支援
第2章 大学における学生相談と障害学生支援―‘専門的学生支援’整備・充実化の視点から
第3章 支援体制の構築とコーディネーターの存在
第4章 聴覚・視覚障害のある学生の支援
第5章 発達障害・精神障害のある学生の支援
第6章 大学における障害学生支援の実際と課題―東北大学の例
第7章 障害学生に対する授業支援―共生社会の担い手を育てる
第8章 アクティブラーニング型授業の苦手な学生へのサポート―成長を促す合理的配慮のあり方について考える
おわりに 障害学生支援における今後の展望

著者等紹介

吉武清實[ヨシタケキヨミ]
東北大学名誉教授

岡田有司[オカダユウジ]
東北大学大学教育支援センター准教授

榊原佐和子[サカキバラサワコ]
東北大学学生相談・特別支援センター特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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じゃがたろう

1
国内において先進的な取り組みをしている東北大学がこれまでの実践等を報告している。加えて障害学生支援に携わる国内の著名な先生が執筆している内容もあった。差別解消法が施行されて、まだ5年と考えるか、もう5年と考えるか。試行錯誤でなんとかやりくりしているというところがどこの大学も正直なところだろう。どのように風穴をあけていくか、どのようなやり方が有効なのか、考えていかないといけない。高等教育機関における教育とはなにかを改めて考えさせられる。単にFDSDを重ねればいいのか?2021/04/03

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