東北アジア学術読本<br> 古文書がつなぐ人と地域―これからの歴史資料保全活動

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東北アジア学術読本
古文書がつなぐ人と地域―これからの歴史資料保全活動

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861633331
  • NDC分類 210.02
  • Cコード C3321

内容説明

古文書が結び付けたソーシャルネットワークとは?地域の宝物として歴史資料を継承する意義を問う。

目次

1 歴史資料保全活動の現場から―宮城県白石市の事例(白石市における歴史資料を取り巻く状況;博物館建設の動きと史料~平成一〇年代後半以降;白石市における歴史資料保全活動の実情;東日本大震災の発生;保全した史料を後世に―史料と人を残す;これからの課題―続けていくために)
2 原発事故被災地における歴史資料保全とその意義―福島県双葉町を事例に(双葉町の震災後;双葉町民の歴史認識;『双葉町史』編纂の成果と課題;両竹地区と歴史資料)
3 活用なくして保存なし―大学の研究者と地域の歴史資料(佐藤仁右衛門家と古文書;佐藤家文書の活用;郷土史サークルの結成と第二次調査;歴史資料は「活用なくして保存なし」)
4 資料レスキューと心理社会的支援(東日本大震災と研究の背景;心理社会的支援の意義;震災から五年目の調査;人びとの語り)
5 地域の歴史を学び、考え、発信する―岩出山古文書を読む会の成果から(岩出山古文書を読む会と上廣歴史資料学研究部門;ともに学ぶ―議論を深める講座運営;資料調査と展示・出版事業)

感想・レビュー

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コーリー

2
東北アジア研究センターシンポジウム「歴史資料学と地域史研究」の成果を中心に、古文書をめぐる活動が生み出す人と地域社会の多様な関係を明らかにし、その将来を展望することを目的とした本。歴史研究者だけではなく自治体職員や臨床心理士という様々な立場の人々の様々な考えや経験を知ることができた。古文書をめぐる活動を、地域の人々へ還元していくことが、活動の持続可能性や次の世代への歴史の継承に繋がっていくのだと、実感した。古文書は決して歴史研究者だけのものではなく、地域の共有財産なのだと再認識することができた。2021/04/02

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