出版社内容情報
高大接続改革が進む中、個別大学の入試はどう変わるのか?大学・高校・海外の事例を検証し、問題点と解決の糸口を探る。高大接続改革が進む中、個別大学の入試はどう変わるのか?大学・高校・海外の事例を検証し、問題点と解決の糸口を探る。
東北大学高度教養教育・学生支援機構[トウホクダイガクコウドキョウヨウキョウイクガクセイシエンキコウ]
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内容説明
個別大学の入試はどう変わるのか?大学教員、高校教員、海外事例から検討する。高大接続改革が進む中、個別大学には「大学入学共通テストの活用」と「多面的・総合的評価への転換」が突きつけられている。それらの問題点と解決の糸口を多様な視点から探る。
目次
本書の構成
第1部 新共通テストと国立大学の入試改革(大学入学共通テストへの移行にかかわる諸課題;記述式問題のゆくえ―「国語」の場合;個別大学の入試設計から見た高大接続改革の展望;個別大学における高大接続改革モデル―地方国立大学の挑戦)
第2部 高校現場からみた入試改革(『共通テスト』と『東北大学個別試験問題(前期)』に関する高校側の一考察
「新たな学力」を考察する―国語問題を中心として
大学入試で問われるべき英語力とは何か―資格・検定試験導入の持つ意味)
第3部 海外における多面的・総合的評価の取組み(コンピテンス基盤型教育とフィンランドの大学入学資格試験―試験問題「生物」は何を測っているのか;中国の大学入試個別選抜改革―調査書活用や推薦・AO入試の試み;州立大学学士課程入学者決定プロセス―アメリカ合衆国最高裁判所判例に現れたプロセスの検討;米国の大学入学者選抜とHolistic Review―日本の多面的・総合的な評価への示唆)