内容説明
本書は、大学1年生に向けての教養教育として開かれた「教育学」の授業記録です。大学4年生のTAと共に、受講生の素朴な疑問を大事にしながら、教育について考える授業を行いました。そもそも学校とは何か?日本人はどのようにつくられてきたのか?この本を読んで、受講生とともに「当たり前の学校」観を打ち砕いてください。
目次
第1部 「教育学」授業(授業;質疑応答;授業の感想;そぼくな疑問)
第2部 討論会「これからの学校教育はいかにあるべきか―青年の主張」(討論会を組む;第1回グループ討論会;第2回全体会;討論会の感想―討論を終えて)
第3部 「TAと共に授業を創る」とは
著者等紹介
水原克敏[ミズハラカツトシ]
現在、早稲田大学特任教授
足立佳菜[アダチカナ]
現在、東北大学高度教養教育・学生支援機構学習支援センター(助手)。東北大学教育学部、教育学研究科(博士課程前期)を経て2010年東北大学総長室(助手)、2012年高等教育開発推進センター(助手)、2013年高度教養教育・学生支援機構(助手)として東北大学のSLA(Student Learning Adviser)制度の開発・運営に従事。主著『学習指導要領は国民形成の設計書―その能力観と人間像の歴史』東北大学出版会 2010年6月30日、“History of National Curriculum Standards Reform in Japan―Blueprint of Japanese citizen character formation―” Tohoku University Press,December,2011
鈴木学[スズキマナブ]
現在、福島大学総合教育研究センター高等教育開発部門(特任准教授)。慶応大学法学部政治学科、東北大学教育学研究科(博士課程前期)を経て2010年よりSLA開発員、高等教育開発推進センター(助手)、2013年高度教養教育・学生支援機構(助手)として東北大学のSLA(Student Learning Adviser)制度の開発・運営に従事。2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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