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出版社内容情報
生活集団のイメージはどのように形成、再編されるのか。中国の水上居民を例に、「自他境界の消長」を辿る文化人類学のアプローチ。生活集団のイメージはどのように形成、再編されるのか。中国の水上居民を例に、「自他境界の消長」を辿る文化人類学のアプローチ。
稲澤 努[イナサワ ツトム]
内容説明
集団イメージの形成と、その再編の過程。中国・汕尾の漁民たちの、「自他境界の消長」をたどる試み―
目次
序章 問題の所在
第1章 水上居民像の形成
第2章 水上居民像の再編
第3章 調査地概況―広東における汕尾
第4章 汕尾における「漁村」の成立
第5章 「漁村」の廟活動と漁民像の資源化―漁村理事会の活動を中心に
第6章 汕尾市における諸エスニック・カテゴリーと「漁民」
第7章 あらたな他者とエスニシティ
終章 結論―消え去る差異、生み出される差異
著者等紹介
稲澤努[イナザワツトム]
1977年生まれ。東北大学大学院環境科学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。東北大学東北アジア研究センター教育研究支援者を経て尚絅学院大学総合人間科学部准教授。専門は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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