内容説明
「人の心」を学ぶ。揺れ動き、変わりゆく宣長の思想を、積み重ねられた言葉のなかに探す。
目次
第１章 「物の心」と「事の心」―「排蘆小船」から「石上私淑言」へ（古典のなかの「物の心」；本居宣長の「物の心」と「事の心」）
第２章 「真心」と国―「直霊」から「直毘霊」へ（「直霊」と「直毘霊」の相違；「真心」）
第３章 「物のあはれ」と道―「紫文要領」から「源氏物語玉の小櫛」へ（「物のあはれ」と「道」；「源氏物語玉の小櫛」の「物のあはれ」）
第４章 日本書紀本文批評―「書紀の論ひ」から「神代紀髻華山陰」へ（本居宣長の日本書紀観；神代紀髻華山陰の本文研究）
著者等紹介
水野雄司［ミズノユウジ］
昭和５１年生まれ。東京学芸大学教育学部国際文化教育課程卒業。東北大学大学院文学研究科（日本思想史）博士課程単位取得修了。文学博士。現在、武蔵野大学教養教育リサーチセンター客員研究員。東京学芸大学・宇都宮大学・栃木医療センター附属看護学校非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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