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人文社会科学ライブラリー
台湾社会の形成と変容―二元・二層構造から多元・多層構造へ

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  • サイズ B6判/ページ数 120p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861632426
  • NDC分類 222.4
  • Cコード C1322

内容説明

激動の歴史が生んだ“美麗島”の複雑な社会。歴史学・社会科学の研究成果を踏まえ、文化人類学者が平易に語る台湾入門。

目次

第1章 「台湾」―名称、自然、地理
第2章 オランダ統治時代から清朝統治時代まで―二元・二層構造の誕生
第3章 日本植民統治の時代―二元・二層構造の確立と徹底
第4章 蒋介石の時代―二元・二層構造の持続
第5章 蒋經國政権から李登輝政権の時代―二元・二層構造の変容と溶解
第6章 政権交代の時代―多元・多層構造の誕生

著者等紹介

沼崎一郎[ヌマザキイチロウ]
1958年宮城県生まれ。東北大学文学部卒。1986~89年、中央研究院民族学研究所訪問学員として台湾でフィールドワークを行う。1991年ミシガン州立大学大学院博士課程修了、1992年Ph.D.取得。東北大学文学部講師、同助教授を経て、東北大学大学院文学研究科教授。専門は、文化人類学、台湾を中心とした東アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

9
「日本語では、原住民という言葉は時として侮蔑的な語感を伴うため、今では使われなくなりました。現在世界で使われているのは、「インディジナス・ピープルズ」という言葉で、日本語では一般的に先住民族と訳されています…ところが中国語では、先住民または先住民族と言うと遠い過去の先史時代の人々という語感が強く、また漢字の「先」には亡くなったという意味もあるため、「元々台湾に住んでいて、今も住んでいる人々」という意味で「原住民」という表現を使って欲しいと原住民の人々自身が訴えた結果、今では広く用いられるようになりました」2020/05/03

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