目次
第1部 地域間調整―その原理と諸問題(大不況期ドイツ社会政策学会における農村地域政策論―1882年ミアスコフスキ報告と大会討論の分析;1870年代セントルイスにおけるホームルール運動;オット・バウアー『民族問題と社会民主主義』における財政論をめぐる論争と20世紀初頭のオーストリア社会;19世紀末における英愛財政関係と自治問題―1896年英愛財政関係に関する王立委員会最終報告の検討から)
第2部 広域空間と分権(連邦制下における「国民的統合」(南北戦争・再建と黒人選挙権―選挙権における白人性の変容分析;ヴァイマル共和国初期エルツベルガー財政改革構想における公正な租税負担の配分と間接税)
広域的経済統合(イギリス自由貿易政策とモルダヴィア・ワラキア;英国金融使節団と両大戦間期の「グローバリゼーション」―1930年代債務危機下ラテン・アメリカにおける中央銀行創設運動)
第一次大戦初期の独墺における中欧構想とフリードリヒ・ナウマン)
著者等紹介
小原豊志[オバラトヨシ]
1964年生。東北大学大学院国際文化研究科准教授
三瓶弘喜[サンペイヒロキ]
1968年生。熊本大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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