内容説明
人間をすぐれた意味で「死すべきもの」として捉え、生に関わる固有の「善」を見出す。世紀を越える、ハイデガーのラディカルな思考。
目次
プロローグ 生命と技術―問題の所在
序章 ハイデガーの生命の思考とは
第1章 存在の両義性
第2章 力の反転性
第3章 時間の多元性
結び 自由の場所論―言葉による思考とは
著者等紹介
信太光郎[シダミツオ]
1969年秋田県に生まれる。東京大学大学院理学系研究科人類学専攻修士課程修了。東北大学大学院文学研究科文化科学専攻哲学専攻分野後期3年の課程修了。2009年博士号(文学)取得。現在、仙台白百合女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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