目次
なぜサプライチェーン・コラボレーションが必要なのか
ブルウィップ効果とそれに起因するコスト
ウォールマートの事例
ワーナーランバートの事例
業界統一基準の策定
初期の成功と失敗
サプライチェーン・コラボレーションの導入手法
技術概要
行動のベストプラクティス
事例：対立の解消、機会活用、リスク低減〔ほか〕
著者等紹介
アイルランド，ロナルド・Ｋ．［アイルランド，ロナルドＫ．］［Ｉｒｅｌａｎｄ，Ｒｏｎａｌｄ Ｋ．］
現在オリバー・ホワイト・アメリカのマネージング・プリンシパル（筆頭コンサルタント）。バリューチェーン・ベストプラクティスの提唱者であり、世界を代表する語り部の一人。サプライチェーン・プロセスの実務家として２５年以上の経験を持ち、小売・製造・技術・航空宇宙産業を中心としたデマンド・サプライチェーンプロセスを得意とする。最近６年間は、上級管理職向けの戦略コンサルティングを担当。マーチン・マリエッタ時代には、技術責任者としてクラスＡのＭＲＰＩＩの導入を６回成功させ、その後、ウォールマートに移りソフトウェア開発部門の責任者として、物流センターの補充システム、需要予測、サプライチェーン・コラボレーション、調達、品揃え、人員スケジューリング、データマイニングなどの開発を成功させた。１９９５年には、サプライチェーン・コラボレーションをコンセプトとして取り込んだウォールマートの補充計画システムの設計と導入により、“年間最優秀技術者賞”を受賞。その後、ジェイ・ディー・エドワーズ（当時はソフトウェア開発会社、今は教育・コンサルティング会社）の上級コンサルタント・教育講師として、小売・消費財・通信・ハイテク・食品小売・アパレル・航空宇宙・ソフトウェア開発企業のコンサルティングに従事。今日、業界を代表する世界的な語り部であり、世界中の業界紙にコメントが載り、学会・会合の代表スピーカーとして招聘され、有名大学の講師として業界に強い影響力を持っている。２００５年夏には、ＳＡＰＩＣＳ（南アフリカ生産管理協会）よりトヨタ賞（最も優れたビジネスモデルの発明者）を贈られた。サウスウエスト・ミズーリー州立大学で学士号（ビジネス・マネージメント）を取得後、サム・ウォルトン・インスティトゥートならびにデール・カーネギー・インスティトゥートで小売コースを受講している
クラム，コリーン［クラム，コリーン］［Ｃｒｕｍ，Ｃｏｌｌｅｅｎ］
オリバー・ホワイト・アメリカのマネージング・プリンシパル（筆頭コンサルタント）。製販計画、需給管理、需要予測の導入を得意分野とする。食品業界でのサプライチェーン・マネージメント活動に深く関わってきた。１９９５年、カナダ食品業界貿易グループから発行された“ＥＣＲ：連続補充システム導入のためのロードマップ”に関与。同著をとおしてカナダ食品業界における連続補充システム、特にロジスティクス、配送、リソース計画におけるベストプラクティスを紹介した
樋地正浩［ヒジマサヒロ］
東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士（情報科学、東北大学）。現在、（株）日立東日本ソリューションズ研究開発部部長、東北大学大学院経済学研究科教授。専攻は企業情報システム。エキスパートシステム、協調作業支援システムの研究開発をへて、現在、意思決定支援・リスク管理システムの研究開発に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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