目次
序章 人称を問う―目的と方法(人称という問題領域;人称論と自己/他者論の違い ほか)
第1章 無私と言葉(近代日本哲学における無私の系譜;日本語の特徴と無私の哲学―時枝誠記の言語過程説をもとにして)
第2章 人称と記憶(一人称と記憶;二人称と記憶)
第3章 人称の倫理(記憶と責め;二人称生成の倫理―犯罪における責任と人称)
著者等紹介
山本史華[ヤマモトフミカ]
1967年東京都生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。一関高等看護学院非常勤講師などを経て、東北大学21世紀COEプログラム「医薬開発統括学術分野創生と人材育成拠点」フェロー(助手)。仙台白百合女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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